先日、バスに乗っていたら、5歳くらいの男の子がバスの窓に貼られているシールを見て母親に言った。「ごみ、だめ」、と。すると母親が「ごみではなくて、タバコよ」、と教えた。
子供は「タバコってなあに?」とすかさず聞いた。彼にはそれが未知なるものであったから。
母親は説明した。「大人が火をつけて、モクモクと煙を出しながらすうものよ。こどもはダメ」
それを聞きながら、私はその説明では現状に合っていないなあとへそまがりなことを考えた。何故ならば、最近は電子たばこが主流になりつつあるからだ。
いずれにせよ、その坊やにとって、タバコというものの存在を知り、新しい単語を一つ覚えたことになる。
今日のタイ語作文
1.食中毒にはくれぐれも注意してください。
2.水分補給はこまめにしましょう。
3.就寝前には携帯の電源を切って、常に快眠を心掛けましょう。
4.体のリズムを保つには規則正しい生活が一番です。
5.刺激的なニュースはほどほどに聞き流し、穏やかな日々を送りましょう。
値上げしない割烹店
昨日の東京は30度超え。高田馬場駅周辺はもうアジアの雰囲気でムンムン。真夏に備えて体調を整えなくてはと思ったが、消耗が激しいのを体感した。
さて、ランチは何にしようかと迷ったが、やはり行きつけの割烹店が落ち着く。そこは全く値上げをしていない。早稲田大学関係の人達が御贔屓にしている。だから安い。
世の中、値上げのモードだが、値上げしても内容が悪化しているところが多々ある。誠実な商売を続けている店が淘汰されていくのは残念。
値上げをしない割烹店よ、これからも頑張ってください!
つ(tsu) & す(su)
テレビを聞き流していた時、コメンテーターが「すださん」と言ったのか、それとも「つださん」と言ったのかはっきりしなかった。そこで画面を見て確認すると、「津田さん」であった。日本ではこちらの名前のほうが多数を占めているから、当然と言えば当然。
そこで、自分の聴力を疑った。「つ(tsu) & す(su)」が聞き分けられなくつつあるのではないか? しかし、コメンテーターにも非が有る。明瞭に発音しようという意識が少ないから。
あるいは私の耳がタイ語化してしまったのかもしれない。タイ人は「つ(tsu)」の発音ができない。それを大目に見てきたから、私の日本語の耳が劣化しつつあるのかも? もちろん老化も否めない。
いずれにせよ、発音する時は明瞭さを意識し、かつ、聞く時も聴力全開で聞くようにしよう。
今日の翻訳
『สวยด้วยสุขภาพ』(วาสุเทพ โอศิริ編纂 สำนักพิมพ์สื่อปัญญา刊 発行年不記載)から出題する。タイ文を書く時、どのような表現と語彙を使って、引き締まった構文にすればよいのか、以下の文章を翻訳しながら逆利用を考えてもらいたい。
1.การเต้นแอโรบิค หรือแอโรบิคดานซ์ เป็นการออกกำลังกายที่ได้รับความนิยมอย่างกว้างขวาง โดยเฉพาะในหมู่สตรีที่นิยมเต้นเข้าจังหวะดนตรี
2.เป็นวิธีลดความอ้วนหรือควบคุมน้ำหนักตัวได้ดีวิธีหนึ่ง
3.ข้อดีของการเต้นแอโรบิคอีกประการหนึ่งก็คือ จะมีการเคลื่อนไหวของร่างกายทุกส่วน และสามารถเคลื่อนที่ไปข้างหน้า ข้างหลัง และทางข้างๆ ซึ่งการวิ่งและเดินไม่สามารถทำได้โดยเฉพาะการเคลื่อนไหวทางข้าง
4.ข้อสำคัญของการเต้นแอโรบิคก็คืออย่าให้หนักหรือเหนื่อยจนเกินไป
5.การเต้นแต่ละครั้งอย่าให้นานติดกันเกิน ๓๐นาที และควรเต้นเพียงสัปดาห์ละ ๓ วัน หรือเพียงวันเว้นวันก็พอแล้ว
「うがいする」というタイ語
昨日、タイ人講師が白板に「กลั้วคอ」というタイ語を書いた。彼女の説明によると、「喉の調子が悪いので、うがい薬で喉のあたりをゴロゴロさせるようにと、バンコクに帰った時、タイ人医師から言われました。その時の表現を表すタイ語です」と解説してくださった。辞書を引くと、「ノドをうるおす、うがいする」と書いてあった。
私の場合、これまでずっと「บ้วนปาก 口をゆすぐ、うがいする」というタイ語を使って来た。そこで、両者の違いを尋ねると、彼女は次なる説明を加えた。
「กลั้วคอは喉の辺りを洗うこと、そして、บ้วนปากは口内に溜まった液体をぺッと吐き出す動作を指します」
こういう相違点を知るのはやはり対面授業に限る。ジェスチャーを伴って説明していただくと、その場の印象が目に焼き付いてもう忘れることはない。
夏の旅
親しくしている元タイ人講師から昨日、久々にラインが来た。
「ฉันจะไปเที่ยวญี่ปุ่นช่วงเดือนสิงหาคม อาจจะไปหาอาจารย์ ฉันจะขอไปค้างกับอาจารย์แค่คืนเดียว เพราะฉันชอบเที่ยวถ่ายรูปแถวต่างจังหวัดมากกว่าค่ะ ตอนนี้ฉันเลิกshopping และสะสมของแล้วค่ะ เลยอยากไปอยู่พวกบ้านนอกต่างจังหวัด อาจารย์อยากไปเที่ยวด้วยกันไหมคะ ยังไม่มีidea แนะนำที่ที่อาจารย์อยากไปได้เลย เอาที่ใหม่ที่อาจารย์ไม่เคยไปค่ะ」
彼女は9月に還暦を迎える。彼女へのお祝いを兼ねて一緒に旅をすることにした。そこで早速、彼女も私も行ったことが無い場所を探した。彼女は写真を撮るために田舎を希望している。田舎と言っても、最近はどこにでも外国人が旅をしているから、探すのが難しい。一つのアイディアとして、会津鉄道や只見線沿線が浮かんだ。
今日のタイ語作文
1.居酒屋や食堂で酒類を注文すると、「お通し」というつまみが一緒に出てくる。
2.「お通し」を見て、外国人は注文していないと文句をいう。
3.そもそも「お通し」は何のためにあるのであろうか。店の稼ぎを増やすためなのか?
4.語源を調べてみると、客の注文を厨房に通したという意味から来ているそうだ。
5.関西では「つきだし」といい、客の注文前に出すとのこと。
6.いずれにせよ、空き腹に酒だけはよくない。季節に合った「お通し」は客に季節感を目覚めさせる。
町の語学屋さん
学習院大学近くのフランス料理店が3月末に閉店した。オーナーシェフが10年間頑張ったが、やはりコロナの3年間がこたえたのであろう。他にも閉店した店がいっぱい。商売は厳しい。
それに対して町中華は息長く経営を続けている。昨日、手塚治虫が愛した高田馬場4丁目に在る中華屋さんの前を通ると、次なる掲示板が店の前に置いてあった。
「おかげさまで創業71年を迎える事ができました。ありがとうございます。Since 1952.5.5」
創業71年とは!1952年ははるか昔のことだ。この話を他の人にラインで聞かせると、「それでは、泰日文化倶楽部も町の語学屋さんとして頑張ってください」という返事が来た。頑張るも頑張れないも生徒さんの学習意欲次第。
腱鞘炎
以前から左手首に痛みを覚える。最近は生活面でいろいろと支障をきたすようになった。茶道講師にお点前ができないことを伝えると、整形外科へ行ったほうがいいと助言された。そこで近所の医院へ。診察結果は腱鞘炎。
何故、そうなったか? 考えてみた。杖? それとも重い辞書? あるいは手洗いによる洗濯?
結果を茶道講師に知らせると、「携帯だと思いますよ。あなたはいつも携帯を左手で持っておられるから」、と指摘された。
確かに納得。落としてはいけないと思い、左手でしっかり握りしめている。携帯は商売道具だから、これから先も手放せない。ということは、死ぬまで腱鞘炎と付き合うことになるのか?
診察のついでに骨密度を計ってもらった。最新式の医療器械に感激。結果は正常。骨粗鬆症ではなかった。
