最後の同窓会

昨日、大学時代の最後の同窓会が皇居の緑が一望できるホテルで開催された。区切りのよい80歳で終わりにしようというので私も参加した。「病気と孫の話はしないこと」という条件のもと、出席者全員が2分間スピーチをした。

囲碁、ブリッジ、健康マージャン、茶道、書道、水彩画、コーラス、英会話、野菜作り、等々、いろいろな趣味の話が飛び交った。なかでも奇妙な病気を克服した後、仏像彫刻に目覚めた友の顔は真剣そのものであった。

最後の同窓会では、友情の絆を確認し合い、そして、「今日が一番若い日」という気持ちを持って、これからも前向きに生きていこうという結論になった。その背景には、「老婆と言われたくないわね」という強い拒絶反応があったからである。とはいえ、老いと病が影法師のようについてくる今後、あるがままを受け止めるしかない。