曽呂利(花入れ)

茶道仲間が不要物を箱に入れ、「ご自由にどうぞ」という紙を添えて、住居のドアの前に置いた。すると、同じ集合住宅に住む女性も真似をして不要物を置いた。茶道仲間はその女性が出した品物の中に、床の間に生ける花入れを見つけたので有難く頂いたそうだ。

その花入れは「曽呂利(そろり)」という部類のもので、首が細長くて胴が丸い形状。一輪挿しにふさわしい。それにしても名称が傑作だ。ネットで調べ、茶道教室でそれを読み上げた。「もともとは金属製(唐銅や真鍮など)の<かねの花入>が発祥です」

「唐銅」を何と読むのか、逡巡していると、茶道講師が助け舟を出してくださった。「唐は、<から>、そして、銅は、<かね>。したがって、<からかね>と読みます」と。茶道は総合芸術だと言われている。まだまだ学ぶべきことが多い。