擁壁

最近、「擁壁」という単語に出くわすことが多くなった。建築関係では大切な用語だそうだが、建築にうとい私は初めて知ったに等しい。調べてみると、「擁壁」とは、「高低差のある土地で、土が崩れ落ちるのを防ぐために作る<土留めの壁>のこと」という解説が有った。

ところで、「擁」という漢字は画数が多くて馴染めない。「抱擁」、「擁護」、「擁立」に使われているではないかと言われれば、確かにこれまで何度もお目にかかったことがある。

「抱擁」という単語においては、今は「ハグする」に置き換わっている。抱擁すると言うのは古風すぎるし照れくさい。英語の「hug」だと照れ隠しができるし、軽くてさらりと言えていい。だが、両腕でしっかりと抱きかかえ、守り支え、危険から防ぐという意味を有する「擁」という漢字、正しく書けるようにしたいものだ。