数日前、昔の生徒さんからタイ語の勉強を再開したいというメールをいただいた。お名前を覚えていたので、一番易しいクラスの「タイ語入門 木曜日13:30」をご案内したところ、昨日、彼が本当に教室に現れた。そして、彼はこう語った。
「吉川先生に教わったのは43年前でした。バンコクに赴任する前に3ヶ月だけ教わりました。勉強を続けていればペラペラになっていたはずなんですがね。今、76歳です。これから5年間、タイ語をしっかりと勉強したいです」
それを横で聞いていたタイ人講師が驚いたように言った。「私は45歳です。私が2歳の頃のお話ですね!」
43年前といえば私は36歳、そして彼は33歳。教えた場所はアジア・アフリカ語学院であった。長い年月を経て、元気で再会できた喜びは何ものにも代えがたい。時間が許される限りにおいて、タイ語学習を通じて、これからも東南アジアの文化的背景を幅広く共に観察して行きたい。
