水無月(和菓子)

昨日は北米中ワールドカップの対チュニジア戦のことしか念頭に無かったので、夏至であることを忘れていた。春分から夏至までの3ヶ月間、多忙であった。次なる3ヶ月、すなわち、秋分まではのんびりしたいが、そうは言っておられない。

6月の和菓子といえば「水無月」。旧月称と同じである。毎年、茶道教室で主菓子として供されているが、今年は無い。大正時代から鬼子母神近くで経営している菓匠の御主人の話では材料が手に入らないからとのこと。思うに、買う人がいないから、作らないのであろう。

「水無月」は、白くて固めのういろうを氷に見立て、その上に邪気払いの小豆を乗せた菓子で、平安時代から食され、由来は宮中の「氷室の節」に倣って、庶民の「夏越祓え」に用いられるようになったそうである。じめじめした梅雨を乗り越えるには、お祓いだ、お祓いだ!