劇中の韓国語

昨夜、「ねりま演劇を観る会」が主催する劇団民藝公演の『グレイクリスマス』を観劇した。リーフレットに書かれた冒頭には、<戦後のクリスマスを舞台に、激動の5年間を描いた斎藤憐さんの傑作戯曲。憲法が揺らぐ今、戦後日本の原点を描く作品が私たちに問いかけるものは。>と書かれてあった。上演時間2時間30分の劇中、俳優達の台詞が重々しく耳に入って来た。何故ならば、かろうじて私はその時代に生を享けていたから…..。

15分の休憩時間をはさんで後半が始まった。物語がうまく展開しますようにと祈りながらも、いかなる大団円が待っているのであろうか? ドキドキ感が湧き起って来た。だが、途中で台詞が聞き取れなくなった。日本語ではなくなったからである。

俳優2名が口角泡を飛ばしてしゃべる台詞、それは韓国語に切り替わっていた。ところどころ単語が拾えたので、何を言っているかを想像した。『グレイクリスマス』は内容に訴えかけるものが多かったが、俳優2名の韓国語にも、それはそれは迫力が有った。