11月に入ってすでに2回も演奏会を聴きに行った。11月1日はかつしかシンフォニーヒルズで行われた和楽奏へ。この演奏会は毎年聴きに行っている。何故なら指揮者が泰日文化倶楽部の元生徒さんだからだ。舞台下手で曲目を紹介してくれるナレーターはいつも同じ女性。上品な語りなので、聞いていて落ち着く。
11月4日夜は浜離宮朝日ホールへ。ジョルジュ・サンド・トリオによる「モーツァルトの夢の日本旅行」(ヴィオラ・チェロ・ピアノ)+筝(ゲスト参加)。こちらは大学時代の友人からのお誘いであった。曲目の紹介は録音によるナレーション。だが、残念なことに、聞いていてがっかりした。
休憩時間に友人が私に言った。「ナレーションが悪いわね。噛んでばかり。特に文章の語尾が全く聞こえないのは致命傷」、と。友人は大学時代、社会学を専攻したから語学とは全く関係ない。しかし、日本語が不明瞭なのはどうしても許せない様子。私も同感である。
