今月中旬、タイへ一緒に旅行する華道講師から、昨朝、お電話をいただいた。「吉川先生はC氏をご存知ですか?」と興奮気味に聞かれたので、「はい、知っています」と私は即答した。むしろ私のほうが驚いた。何故、華道講師がC氏をご存知であるかを。
華道講師は40年前に御主人の駐在に伴いバンコクで暮らすこと3年。その間、同業者(特派員)としてご主人とC氏が懇意にしていたので、奥様どうしも仲良くしておられたそうだ。「今度、タイ語の吉川先生と一緒にタイへ行きます」と華道講師がミセスCに電話で伝えたところ、すぐそばにおられたC氏が、「吉川先生ならタイへ赴任する前にタイ語を習った先生だ!」と言ったとのこと。
C氏は赴任前にアジアアフリカ語学院にやって来られ個人レッスンを受けられた。40年前のことだ。彼はとてもまじめであった。華道講師のおかげで、我々三人の輪がつながった。奇遇である。
