เรียน / เลี้ยง

「เรียน(勉強する)」という動詞は基本動詞として、初心者なら入門段階で早めに習得する。そして使う頻度数も高い故、忘れることはない。問題はそれから先だ。

具体的に言うと、似たような発音の単語が出て来た時、生徒達は聞き分けができない。「เลี้ยง=ごちそうする、育てる、飼う」という動詞と「เรียน 勉強する」がほぼ同じに聞こえるらしい。何年も勉強しても、ヒアリング・ミスが多い。

類似した発音は他にも有る。 例)เรียง / เหรียญ / เลียน / เลี่ยน / เหลี่ยม / 、等々。一度に全部を覚えるのは無理。しかし、いずれの単語であれ、「เรียน」を覚えた時のあの身近さを喚起し、必要に応じて早く覚え、いかに確実に自分のものにしていくかが語学学習上達の秘訣である。