泰日文化倶楽部が入居している雑居ビルの隣りは「早稲田13時ホール」だ。かつては予備校のメッカのひとつであった。今は外国人留学生のための日本語学校として大盛況。教室の様子が見えるが、学生達がくっつくようにして座っている。
そして、ランチタイムになると、近くの中華料理店は長蛇の列と化す。看板メニューは中国語だけ。店のモットーは「一脆一嫰一四一鍋一勺一滋味」。唯一、「おはよう東京」と書いてあるのが傑作。
店の看板の一番上の部分に「高馬地区」と表記している。これって、おそらく「高田馬場地区」の略称だろう。地名は往々にして略して発音される場合が多い。驚くに値しない。とは言うものの、看板に明記されると住所表示としての誤解を生みかねない。