仏教用語に親しもう

昨日の授業で使ったプリントには、意識したつもりは全く無かったにもかかわらず、仏教に関する語彙がたくさん出て来た。生徒達は難しいなあとぼやいた。気持ちはわかる。何故ならばパーリ語/サンスクリット語系列の単語表記は日本人にはなかなか馴染めないからである。

しかしながら、仏教用語に親しまないとタイ人の心には近付けない。よって否が応でも教室で勉強し、日々、馴染んで行く訓練が要求される。なんとなく知っているも駄目。正しく書けるようになるまで書いて書いて書きまくろう。

音読練習用のプリントも用意したが、その中に次なる一節が出て来た。「รู้บุญคุณและตอบแทนบุญคุณ (恩を知り恩に報いる)」 บุญ は ทำบุญのบุญ、คุณは ขอบคุณ のคุณである。これならタイ語初心者でも知っている。だが、それから先の勉強が肝要なり。