演劇を支える会の叫び

昨夜、「ねりま演劇を観る会」主催(第239回例会:『5月35日』Pカンパニー公演・主演=竹下景子)を観た。我が後輩である竹下景子さんの熱演と彼女を支える若者達のさわやかな声を聞いて、「ああ、演劇はいいな」と素直に思った。

「ねりま演劇を観る会」の会員数は現在747名。この会はもう40年も頑張っている。昨夜は私が所属しているサークルの当番日であったため、裏方としてパンフレットにちらしをはさむ手伝いをした。

ちらしの一枚を見て、手が止まった。「8月末に事務所が引越します。賃貸契約費用(70万円)、移転費用(約20万円)、備品処分費用(不明)など、現金が随時必要です。現在、現金がまったくない状況です。借入金(短期)にご協力ください」 事務所からの必死の叫びである。ああ、どこもかしこもお金が無い。