大阪万博へ行って来たM子さんが、昨夜、久々に個人レッスンにみえた。タイ・パビリオンは予約が出来なかったために入れなかったそうだ。「高校生の文化祭程度の展示みたいでテクノロジーが全く感じとれないそうだから、見なくてもそんなに気にしなくてもいいんじゃないの」と私が言うと、彼女は次のように自分の意見を述べた。
「いえ、テクノロジーが無いほうがいいんです。他のパビリオンを見て歩き疲れた最後に、タイ・パビリオンでタイマッサージを受けると、一番の癒しになります。それが素晴らしい!」
それを聞いて、私も納得。「何と言っても、人の手にまさるものはないということですね。テクノロジーよりも、ヒトノロジー。なるほど、これこそがタイが誇り得るもの。あらためてタイの良さがわかったわ!」 そして、M子さんも私もにこにこ微笑んだ。