五月の季語

 茶道では「お道具拝見」というのが有り、その際、主客から必ず茶杓の銘を聞かれるので、亭主は季節に応じた銘を考えておかなければならない。
 五月の季語で一番よく使われるのは「薫風」だ。「新緑」、「青葉」、「若葉」、「立夏」、「向暑」、等もいい。「走り梅雨」というのもそろそろ…..。
 しかし、日頃から風流に生活しているわけでもないから、咄嗟にこれらの季語が頭に浮かばないことがある。そういう時は、茶道では「一期一会」とか「和敬」と答えれば無難であると、昨日の稽古で教わった。