5分のディクテーション

昨日、土曜日12:15のクラスで授業の冒頭5分を使ってタイ語の単語を10語、生徒達に書かせた。狙いはタイ人講師の発音がはっきりと聞き取れるか否か、そして、タイ文字で正しく表記できるかどうかを確認するためであった。単語のレベルは中級程度である。

正解率はいろいろ。満点を取った生徒もいれば、少し間違った生徒もいる。間違いながら覚えていけばいい。突然のディクテーションだったから、良い刺激になったことであろう。

正しく聞き取るには聴力が要る。年齢が高じるとともに1回では聞き取れないことが多い。目や耳が衰えると、語学の勉強が楽しくなくなる。となると次第に発話が減るのは当然。語学教室に通って、目、耳、口を鍛え、脳を活性化させよう。

店主との会話

昨日、仕事が終わって等々力駅近くまで来ると、昔ながらの洋品店を見つけた。夏物で気に入ったものが有ればと思い店内に入ってみた。奥に店の人がいた。初老の男性であった。私には気づく様子もない。「ごめんください」と私から言った。

気に入ったものは無かった。だが、売上げに協力しようと思い、綿100%のTシャツを1枚購入。そこには下着も置いていた。そこでついでにガードルを買った。「Lサイズを買うときついんです。かといってLLを買うとゆるいんです」と私。店主が男性だから、本当はこんな会話はしたくなかった。

すると、店主は真顔で言った。「いえ、それはお客様がというよりも、会社が悪いんです」、と。女性客を落胆させない対応をよく心得ていると思った。不愛想に見えた店主であったが話術は天下一品。さすが高級住宅地の一角で長く店を構えていることができる理由がわかった。

今日の単語

1.玄米       2.うるち米

3.もち米      4.香り米(ジャスミン米)

5.精米する     6.精米した米

7.米を炊く     8.炊いた米(白米)

9.米を研ぐ     10.米を蒸す

11.米を炒る    12. 竹筒米      

13.新米と脂がのった魚(新婚ほやほや)

茹でたカニ /シロアリ

火曜日担当のボン先生が傑作な話を聞かせてくださった。「タイ人がよく行く有名な焼肉店のメニューにはタイ語表記も有ります。しかし、ปูลวก(ゆでカニ)が ปลวก(シロアリ)になっていたのでびっくりしました」

これは明らかに印刷ミスである。ปู (puu)の母音が落ちているのだ。しかし、「ปูลวก」が 「ปลวก」になると、全く別の単語になってしまい、よりにもよって「シロアリ」になってしまったとは!

タイ語を知らない印刷業者は、タイ文字の子音の上下についた母音や声調記号をゴミだと思って消す場合が有る。今回のミスはおそらくその類いであろうと思う。いずれにせよ、ミスを見過ごすことはよくない。早く誰か指摘してあげないと……。

地名好きなタクシー運転手

昨日の午後、急用のため高田馬場駅からタクシーに乗った。「戸塚署へ」と行く先を告げると、運転手は神奈川県の戸塚と勘違いした。戸塚まで連れて行かれたらタクシー代がべらぼうにかかる。あわてた私は念を押した。

高田馬場駅から戸塚署までは車なら5分もかからない。ところが運転手は饒舌であった。「何故、戸塚っていう地名なんですかね?」から始まって次から次へと疑問を呈してくる。そこで私もつい釣られて聞いた。「何故、箱根山っていうのが有るんですかね?」、と。

そうこうしているうちにタクシーは戸塚署に到着。運転手はまだまだ喋りたくてたまらなそうであった。「戸塚の由来、あとで調べておきます」と言って私は下車した。都内を走行しながら地名に関心を持つ運転手。なかなか面白い方と観た。

今日の翻訳

タイ国語教科書5年生向け( บทที่๖ /พ.ศ.๒๕๕๑)から出題する。

๑. ช่วงวันหยุดราชการติดต่อกันหลายวัน น้าแป๊ดจะไปเที่ยวบ้านน้าอุ้ยเพื่อนรัก ใบพลูจึงขออนุญาตพ่อแม่ตามน้าแป๊ดไปเที่ยวด้วย บ้านอุ้ยอยู่ริมคลอง อำเภออัมพวา จังหวัดสมุทรสงคราม

๒. น้าแป๊ดเคยไปหลายคร้้งแล้ว จึงขับรถพาหลานรักสู่ที่หมายด้วยความมั่นใจ

๓. จากถนนใหญ่เข้าถนนเล็ก ผ่านตลาด ร้านค้า วัด สวนมะพร้าว แล้วมาจอดที่บ้านหลังหนึ่ง มีต้นไม้ร่มครึ้ม

๔. น้าแป๊ดบีบแตร ปิ๊น ปิ๊น สักพักก็มีคนมาเปิด น้าอุ้ยนั่นเอง

๕. พอลงจากรถ ใบพลูยกมือไหว้น้าอุ้ย แล้ววิ่งเต็มเหยียดไปที่หมายข้างหน้า เพื่อชื่นชมสายน้ำให้เต็มที่

๖. ใบพลูชอบอะไรๆ ที่เป็นน้ำๆ ทั้งนั้น ไม่ว่าจะเป็นทะเล น้ำตกหรือน้ำพุ แม้แต่ก๋วยเตี๋ยว ใบพลูก็ยังไม่เคยกินแบบแห้งเลย

ブログ 満23周年

2002年5月19日からブログを書き始めましたので、満23年を迎えました。今日から24年目に入ります。これからも徒然なるままに書き続けます。

25年前頃にタイ語を習っていた生徒達に誘われて、いわき市のスパリゾートハワイアンズへ行って来ました。ここはもうすぐ還暦を迎えます。施設の正面に掲げられた看板にはこう書いてありました。「ありがとう60周年。これまでも。これからも。」

ハワイアンズへは送迎バスで行きました。道中、関東平野を一望。いろいろな地名を見ながら、昔の生徒達のことを思いました。何故なら若い時には東京勤務、そしてタイ語を習いに来ていたからです。今は郷里に戻り新たなる趣味を楽しんでおられる方々が多いですね。

小旅行

元生徒達のお誘いが有りましたので、今日と明日、小旅行に出かけます。行く先は福島県いわき市の常磐ハワイアンズ。この施設の歴史を調べると、炭鉱跡地の廃山後の再開発として、1966年1月に「夢の島ハワイ」をイメージした日本初のテーマパークであることがわかりました。あと約半年で60周年です。

私は中学時代、いわき市の女性と文通をしていました。その頃は平(たいら)市でした。1966年10月に大合併が有り、以後、いわき市となったようです。ひらがな書きよりも漢字で磐城市と書いたほうが良さそうに思いますが、政治的にいろいろと有ったのでしょう。

地震の頻発が恐いですが、とにかく行ってみることにします。

今日のタイ語作文

『「善人」のやめ方』(ひろさちや著 角川書店 2012年)から抜粋して出題する。

1.世間は勤勉を褒めるでしょう。怠けていてはいけない、引きこもりはいけない、と言います。

2.そんな世間の雑音に耳を傾ける必要はありません。

3.世間に遠慮しないでいい。ましてや世間に迎合してはいけません。そんなことをすれば世間の奴隷になってしまいます。

4.わたしたちは、自分を大事に生きましょう。自分よりも世間を大事にするなんて、愚か者の生き方です。

5.いくら世間を大事にしたところで、世間のほうは、あなたが使い物にならなくなれば、すぐにあなたを見捨ててしまいます。

囲碁教室の少年達

泰日文化倶楽部が入居している高田馬場の雑居ビルに、最近、元気な少年少女達の姿が見られるようになった。廊下には保護者がたくさん来ている。一体、どんな集まりなのかと不思議な気持ちになっていた矢先、少年達とエレベーターでいっしょになったので、何を勉強しているのかを尋ねてみた。

少年の一人が答えた。「囲碁の勉強です」 すると、もう一人の少年が誇らしそうに言った。「僕、全国大会で2位になったんだよ」

それを聞いて、将棋の藤井聡太竜王・名人が浮かんだ。囲碁と将棋の違いはあれど、教室に通って勉強する過程は同じ。とにかく囲碁教室(6階)の生徒達には夢が有る。覇気が有る。タイ語教室(7階・8階)の我々も、語学の面白さを求めて、日々、精進しよう。