雑司ヶ谷の鬼子母神近くに小さなギャラリーを見つけた。たまたま店主が店の表に絵はがきを並べているところだったので、どんな絵なのかと近づいて行って見た。中国人の農民画家達が描いた農村風景の絵であった。彩りがとても美しい。
興味を覚えたので店内へ。民家を改装した4畳半程度のスペースにいろいろな動物や植物をテーマにした絵が壁にかかっていた。その中から私は家鴨、及び、筍の絵を選んだ。ただし、絵はがきで済ませた。店主の話では、中国人にとって、家鴨も筍もとても縁起がいいそうだ。
店主はやけに日本語が馬鹿丁寧。故に日本人ではないと思った。しかし、一応、婉曲に尋ねてみた。「失礼ですが、日本の方ですか?」 彼は答えた。「上海から来ました」、と。 このギャラリーは4年前からオープンしていると彼は言った。売れている様子は無い。不思議だ。
