97歳の元教師

昨日、「ねりま演劇を観る会」の第243回例会へ行った。劇団前進座による公演「あかんべえ」(原作:宮部みゆき)は、パンフレットに書いてある通り、内容が”ファンタジックミステリー”で、観客を飽きさせなかった。

いつもは夜の部に行っているが、今回は昼の部で観劇。場内を見渡すと、観客の男女比は、女性が9割、男性が1割。女性の内訳は65歳以上が9割。皆さん、演劇の灯を消さないよう、頑張って支援をしている。だが、それでも会員数が減る一方……。どこの世界も現実は資金との闘いだ。

劇が始まる前に、友人から仲間を紹介された。その中のお一人は97歳。「娘の中学時代の先生です。送迎は私がやります。駐車場代は先生に出していただいてますが(笑)。頭はものすごくしっかりしていますよ」と友人。97歳で観劇とは! 舞台もさることながら、現実の世の中を彼女はいかなる視点で見ておられるか、私はそちらのほうがより知りたくなった。

香害

香害は昔から有る。よって、今さらながらの話題ではない。だが、最近感じることは、山手線の車両内でのにおいだ。三人がけの優先席が車両の片方しかない場合、反対側の空いたスペースは車椅子用、またはベビーカーのスペースとして提供されている。だが、そこにスーツケースを持った外国人旅行者の家族、あるいは友人達とおぼしき数人が立っており、独特のにおいがただよっていることが多くなった。

体臭や香水は全くはた迷惑。ご本人は平気だが、周囲の人はうんざり。これから先、外国人が増えれば増えるほど、電車の中のにおいも複雑に変化していくことであろう。

こう書くと、外国人に偏見を持っていると指摘されそうだが、日本人の老臭も加えておこう。優先席のシートが小便臭くなった。とても気になる。昨夜は上野駅から山手線に乗ったが、私の前に立っている中年男性は酒臭かった。しかし、私は我慢した。酒を呑んでいい気分にひたっている人は昼間は大いに頑張って働いているからだ。

今日のタイ語作文

1.長年にわたり政府が子育て支援をしているにもかかわらず、子供の数は一向に増えない。

2.たとえ結婚しても、子供はほしくないという夫婦が増えている。

3.子供には良い教育をつけたいということで、教育費が家計を圧迫するのも一因である。

4.東京の大学で子供を学ばせようとすれば親の負担は計り知れない。

5.自宅から近県の大学に通い、卒業後は地元で働くのが無難だが、刺激が無くてつまらない。

蕎麦屋と留学生

このところ暑くなって来た。そこで、昨日、ざるそばを食べに早稲田大学近くの創業1919年の蕎麦屋「金城庵」へ行った。店に入って驚いたこと、それは、奥の部屋が外国人で占められていたことだ。早稲田大学の留学生であることは彼らの若さからすぐにわかった。

留学生達の顔は皆、生き生きとしている。日本蕎麦とかつ丼のセットを食しながら、日本の食文化体験の始まり始まり…..。

ひるがえって、タイが大好きな生徒達に問いたい。初めてタイ料理を食べた時の何とも言えないあのエキゾチックな感触を覚えているであろうか? なにごとも初めは強烈。ナンプラー然り。パクチー然り。しかし、次第にマンネリ化していく。昔のフレッシュさを思い出して、さあ、心機一転しよう。

ソンクラーン(タイ正月)

今日4月13日はソンクラーン(สงกรานต์)だ。タイはもうものすごく暑いと聞いている。昼間は35℃~40℃とか….。タイの暑さは実際に体験した人でないとピンと来ない。最近は日本も猛暑で悩まされるが、やはり暑さの質が異なる。

昔、タイ人から「車のボンネット上で目玉焼きができますよ」と言われ、びっくりしたことが有る。観光地に駐車している車に乗るたびに、目玉焼きが何個できたかなあと想像したのを思い出す。

ソンクラーン休暇で田舎に帰ることはいいことだ。先日、東京で会ったタイ女性は睫毛を足して、すなわち、マツエクをしてより可愛くしていた。理由を聞くと、ソンクラーンでタイに帰るとのこと。彼女の郷里はブリーラム県。私が整地中のパノムルン遺跡へ行ったのは1986年。今はタイ最強豪のサッカーチーム「ブリーラム・ユナイテッドFC」で有名。再訪したい県である。

今日の語彙

1.頼もしい先輩   2.多角的な視点

3.陳腐な考え    4.地理学

5.慎ましい態度   6.通算5回

7.鉄条網(有刺鉄線) 8.鉄筋コンクリート

9.統計      10.当惑する

11.トースター  12.トラウマ

高寿

長寿の日本人が増えているから、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、等は、よく耳にする。だが、高寿という言葉が有るのは知らなかった。私が所属している小原流の月刊誌『挿花』(2026年3月号 No.904)に「床の間」に関する解説と写真が有り、床の間に掛けられた軸を見ると、「高寿」と書かれてあった。

ネットで調べると、「読み方はこうじゅ。意味は長生き、長寿、あるいは高齢のことで、年配の方の長寿を祝う際や、年齢を敬って表現する言葉として使われます」と書いてあった。

昨日、近所の診療所へ定期健診に行った。あと数日で私の担当ドクターが還暦を迎えられるので、目立つ花束はやめて、花券をドクターにお祝いとして差し上げた。その際、上述した月刊誌の床の間の写真を切り抜き、封筒の表に「高寿」を貼った。ドクターの名字に「高」が入っているのもかけている。

元禄桜吹雪 決闘高田馬場

昨日の未明、NHKの「ラジオ深夜便」を聞いていたら、三波春夫の歌が数曲流れた。いずれも朗々とした歌いっぷり。声に艶が有る。彼は元々は浪曲師だから、朗々と歌い上げるのは当然だ。

アナウンサーが「次は元禄桜吹雪 決闘高田馬場です。9分間、じっくりとお聞きください」と言った。9分は長いなあと思いつつも聞き入った。三波春夫が「高田馬場!」と連呼すること4回。勝手に映像が浮かび、中山安兵衛(後、堀部家の婿養子になったため堀部安兵衛となる)の助太刀の様子に酔いしれた。

新学期を迎え、高田馬場の日本語学校に来ている留学生達の数は、コロナ後、また増えに増え、駅周辺は独特の雰囲気を醸し出している。高田馬場の決闘(注:実際の場所は現在の西早稲田3丁目)は1694年。以来、332年が経過。安兵衛があの世から甦れば、いやもうびっくりであろう。

今日の翻訳

今日もまた、小学校4年生向けの副読本『กลุ่มวิชาภาษาไทย』(อ.เกื้อกูล เสพย์ธรรม 他5名共著 อักษราพิพัฒน์社 พ.ศ.๒๕๓๘)の中の第11章「บ้านไร่ไผ่งาม」から出題する。

๑. แสงดากลับมาอยู่บ้านช่วยแม่ทำงานบ้าน ช่วยยายย้อมฝ้ายด้วยเปลือกไม้ แก่นไม้ ใบไม้และดอกไม้ สอนวิธีย้อมสีต่างๆ แสงดาจึงเรียนรู้วิธีการย้อมฝ้ายและการทอผ้าจากแม่และยาย

๒. เมื่อโตเป็นสาวได้แต่งงานกับนายดาบมาลัย โดยช่วยกันทำมาหากิน เปิดร้านขายของ ทอผ้าใช้เอง แสงดารวบรวมเงินซื้อบ้านพร้อมที่ดิน

๓. มีเนื้อที่ ๒๐๐ไร้ ที่อำเภอจอมทอง ตั้งชื่อบ้านว่า “บ้านไร่ไผ่งาม” เพราะมีแนวไผ่สีเขียวปลูกตลอดระยะทางจากถนนหน้าบ้านถึงตัวบ้าน

๔. หลังจากสามีถึงแก่กรรมแล้ว แสงดาได้เริ่มทอผ้าอย่างจริงจัง โดยรวบรวมบรรดาเพื่อนปลูกฝ้ายพื้นเมือง คือฝ้ายตุ่น สร้างโรงเก็บสมุนไพรย้อมผ้า โรงย้อม โรงต้มฝ้าย ปลูกพันธุ์ไม้ที่ให้สี เช่น มะเกลือ สมอ ขมิ้น ขนุน

๕. บ้านไร่ไผ่งามกลายเป็นโรงงานทอผ้า มีช่างปั่นฝ้าย ช่างทอ ช่างย้อม ชาวบ้านว่างจากทำนาก็จะมาที่บ้านไร่ไผ่งาม นอกจากนี้ยังรับซื้อเปลือกไม้ ย้อมผ้า ทำให้ชาวบ้านและชาวเขามีรายได้

ควร/ควัน

「ควร ~ すべきである(助動詞)」は、タイ語学習者であればタイ語中級程度で習う。しかし、タイなら小学校の低学年の教科書にはすでに出て来る単語である。何故なら道徳的な教えがたくさん盛り込まれた内容になっているからだ。

先日の授業で、「停電になったらどうしよう」という内容の中に「ควัน 煙」が出て来た。そこで、「ควร(~すべきである)と 、 ควัน(煙)とは発音が似ているようですが、実は違います。ควร =khuan/ ควัน=khwanです」と生徒に注意を喚起し、タイ人講師に両者を発音してもらった。

ควรの[ ว=ua]は半母音、片や、ควันの[ ว =w]は[คว=khw]の二重子音である。発音上の理屈は理解したつもりでも、耳では聞き分けられない。これがタイ語の難しさの一つだと言えよう。