ブルンジのコーヒー

さくらトラム(荒川線)鬼子母神駅そばのコーヒー豆焙煎店の店主が素敵な方だから、月一の割合で世界のコーヒーを買いに行く。直近では「ブルンジ ファンタジー ブジラ ブルボン」というコーヒーを挽いてもらった。ネーミングにつられたからである。

ブルンジとはブルンジ共和国。アフリカであることはわかるが、位置関係には自信がない。調べると、「東アフリカの内陸部にある国家。ルワンダ、コンゴ民主共和国、タンザニアと国境を接する」と書いてあった。公用語は、フランス語、ルンディ語、英語。

さらに調べると、「2024年 世界の貧困国ランキング ワースト30」の中の第一位であった。美味しいコーヒー豆を世界に提供しているのに最貧国のレッテルを貼られては可哀そうだ。東京で売られる値段は高い。それに引き換え、生産者や労働者に入るお金はきわめて少ない。中間搾取がべらぼう、ということだ。

つきづきしい

『90歳、男のひとり暮らし』(阿刀田高 新潮社 2025年9月)の中に、「つきづきしい」という単語が2回ほど出て来た。恥ずかしながらその意味がわからなかった。調べてみると、古語であった。「もっともらしい、相応しい、似つかわしい、好ましい、調和がとれている」というような意味で、漢字では「付き付きしい」と書くらしい。

ネットでは『枕草子』から例文を引いている。「いと寒きに 火など急ぎおこして 炭もて渡るも いとつきづきし」

90歳以上の方達、あるいは、古典に親しんだ教養ある方達には「つきづきしい」がよくわかり、普通に使いこなせるのであろう。だが、戦後生まれの者にとってはもはや死語に近い。言葉は生まれ変わる。新しい言葉にどうにかこうにかついていってはいるけれど、安っぽい造語はいただけない。たまには古典にもどり、言葉の余韻を楽しむこともあらまほしけり。

今日の翻訳

『กฎหมายค้าประเวณี』(สมพร พรหมหิตาธร他3名共著 กรมตำรวจ発行 พ.ศ๒๕๔๐)から出題する。

๑. การนำเด็กเข้าสู่ธุรกิจบริการทางเพศ เป็นการกระทำที่ส่งผลให้เด็กไม่สามารถพัฒนาศักยภาพตนเองได้เต็มที่ เพื่อเป็นประชาชนที่มีคุณภาพ คุณธรรม และมีประโยชน์ให้แก่ประเทศชาติในโอกาสต่อไป

๒. เมื่อเด็กเข้าสู่ธุรกิจบริการทางเพศแล้ว โอกาสติดและแพร่โรคที่เกี่ยวกับเพศสัมพันธ์ เช่น เอดส์ จะเป็นไปโดยง่าย ซึ่งเป็นปัญหาต่อเนื่องในระยะยาวทำให้สูญเสียทรัพยากรมนุษย์และเป็นแรงถ่วงในการพัฒนาประเทศ เพราะจะต้องใช้จ่ายเงินงบประมาณเป็นจำนวนมาก

๓. เด็กโดยทั่วไปจะไม่เข้าสู่ธุรกิจบริการทางเพศด้วยตนเอง แรงชักจูงจากผู้ใหญ่หรือการล่อลวง การบังคับขู่เข็ญ การเอารัดเอาเปรียบและการทำร้ายทารุณ มักเป็นไปเพราะผู้ใหญ่หาผลประโยชน์จากเด็กทั้งสิ้น เด็กตกเป็น “เหยื่อ” ในเรื่องนี้และการกระทำดังกล่าว มีผลเสียต่อเด็กทั้งทางกาย ปัญญา อารมณ์ และจิตใจ

痴漢 vs 時間

「タイ語初級 月曜日18:00」のクラスの生徒達はスマホに向かって日本語で話しかけ、そして、タイ語の音声に変換させようとすることが多い。そればかりをやっていては勉強にならない。「それはやめましょう」と注意するものの、もう高齢者達ばかりだから厳しくするのも躊躇される。

昨夜、話題が痴漢の話になった。一人の生徒が、スマホに向かって「痴漢」と言った。そして、タイ語に変換した。聞こえてきたタイ語は、「หมดเวลาแล้ว」。これを訳せば、「もう時間ですよ」。「痴漢」が何故、そのようなタイ語訳になるのか全く解せない。

だが、よくよく考えてみると、「痴漢」と「時間」は、発音が近いと言えば近い。この場合、日本人の発音を責めるべきか、それとも、スマホの中のタイ女性の耳を疑うべきか。悩む。これまでも同じようなことが多々有った。我々日本人の発音が不明瞭になりつつある。常日頃、はっきりとした発声を意識しよう、是非、是非。

裏と表

昨日(2月1日)、茶道教室に新しい生徒が入会した。その方は表千家で10年、お稽古をされた由。従って全くの初心者ではなかった。道理で着物姿に落ち着きが見られた。我々の裏千家の所作に馴染むにはしばらく時間を要するであろうが、彼女なら素直にこなせそうな気がした。

茶道に於ける表千家、裏千家の命名の由来はここでは書くのを控えるが、よくよく考えれば、ものごとにはいろいろな面が有る。「表裏一体」とはまさしく言い得て妙。表だけでは薄っぺらい。裏の支えが有ってこそ心強いのである。「裏表が無い人」というのも誉め言葉だ。

ところが、かつては「裏日本」という言葉が有った。イメージが悪いということで「日本海側」という表現に変更されている。「裏社会」、「裏金」、「裏帳簿」、「裏切り」、「裏面工作」、これらはいずれも臭いにおいがぷんぷん。それに引き換え、「空の表玄関」、「表舞台」、「代表」は晴れ晴れとした気分を醸し出す。だが、よくよく見れば裏と表はぎりぎりの関係で成り立ち、それらは分離できない。

今日のタイ語作文

1. 世の中、理不尽なことが多い。いちいち腹を立てていては身がもたない。

2. 交友関係はほどほどにして、自分磨きに時間を割こう。

3. 音楽であれば、音やリズムにうっとりする。

4. 絵画であれば、色や構図に吸い込まれる。

5. 語学であれば、語源や表現に興味を覚える。

こたつ記事

昨日、美容院へ行くと、先客が日本有数の豪雪地帯である新潟県津南町出身であるらしく、故郷にいる親戚の話をしていた。東京で快適な仕事をしている自分は、雪の中で閉じ込められている従姉に見舞いの電話をかけるのが憚られる……と言っていた。こうして親戚関係も次第に切れていく。そのようなことも付け加えた。

ところで、冬と言えばこたつ。そのこたつ生活と別れて久しい。丸くなって寝ている猫に会いたいものだ。どんな心地で寝ているのであろう?

こたつに託けて、「こたつ記事」の定義を引用したい。「独自の調査や取材を行わず、テレビ番組やSNS上の情報などのみで構成される記事」(『デジタル大辞泉』より)。テレビに出て来るコメンテーター達が嫌いだからテレビを見るのをやめてラジオに切り替えたが、ラジオも大差なかった。放送作家が書いた原稿をもっともらしく「受け売り」して喋っている。

たんきりのど飴

「タイ語初級 水曜日17:30」は生徒数がわずかに2名なので私が担当している。その2名はいずれも教師。教室に到着した時には授業でのどを使い果たしているため、彼らのために私はいつも飴を用意している。一昨日は、「昔ながらのたんきりのど飴」でまずはのどを潤してもらった。

最近、NHKラジオの「深夜便」を聞いているが、現役を退いた元アナウンサー達の声が気になる。何故ならば咽喉の筋肉が弱っているらしく、声がスムーズに出ていないからだ。老化は声に如実にあらわれる。

大学時代の寮友と先日、十数年ぶりで電話で話した時、彼女は言った。「吉川さんの声は昔と変わりがないわね。さすが、現役」、と。そういう彼女もまだバリバリ働いている。お互いにこれからは電話をかけあって、声の調子で健康か否かをチェックしようということになった。

今日の語彙

1. 2月1日日曜日   2.2ヶ月目

3. 二流品       4. 二刀流

5. 2列目       6. 順位第2位

7. 二つ折りの財布   8. 空手2段

9. 無二の親友    10.二車線

11.バイリンガル   12.バイセクシュアル

 

劇中の韓国語

昨夜、「ねりま演劇を観る会」が主催する劇団民藝公演の『グレイクリスマス』を観劇した。リーフレットに書かれた冒頭には、<戦後のクリスマスを舞台に、激動の5年間を描いた斎藤憐さんの傑作戯曲。憲法が揺らぐ今、戦後日本の原点を描く作品が私たちに問いかけるものは。>と書かれてあった。上演時間2時間30分の劇中、俳優達の台詞が重々しく耳に入って来た。何故ならば、かろうじて私はその時代に生を享けていたから…..。

15分の休憩時間をはさんで後半が始まった。物語がうまく展開しますようにと祈りながらも、いかなる大団円が待っているのであろうか? ドキドキ感が湧き起って来た。だが、途中で台詞が聞き取れなくなった。日本語ではなくなったからである。

俳優2名が口角泡を飛ばしてしゃべる台詞、それは韓国語に切り替わっていた。ところどころ単語が拾えたので、何を言っているかを想像した。『グレイクリスマス』は内容に訴えかけるものが多かったが、俳優2名の韓国語にも、それはそれは迫力が有った。