昨日、日暮里の繊維街に在る洋裁店へ行った。昨年末に見つけたこの店は生地を買うとオーダーすることができる昔ながらの落ち着いた店である。顧客がついており安定している。吊るしの服もたくさん有るが、いずれも縫製が良く、安価なのも魅力的だ。
「素敵なものばかりですから、毎月来ますね!」と私が言うと、店主がきっぱりと言い放った。「来月、閉店します」、と。すかさずその理由を尋ねると、「パタンナーがいないからです」と教えてくれた。
型紙を作る人の減少。ああ、この業界もかと思った。AIが型紙を作る。すると、もはや人は要らない。AIに仕事を奪われるのがみすみす分かっていると、人はその仕事を選択しない。このようにして職人が減って行く。
