今日の翻訳

タイ小学校2年生向けの副読本『พระพุทธศาสนา』(พ.ศ.๒๕๕๓)の第3章から出題する。

๑. คำว่า วิเศษ แปลว่า ยอดเยี่ยม เลิศลอย เช่น อาหารร้านนี้วิเศษมาก

๒. คำว่า ธรรมวิเศษ หมายถึง ธรรมที่ยอดเยี่ยมและธรรมชั้นสูง ซึ่งทำให้ผู้บรรลุสามารถละกิเลสได้

๓. โดยทั่วไปแล้ว ผู้วิเศษ แม้จะมีอิทธิฤทธ์ มีเวทมนตร์ คาถาอาคม แต่ยังมีกิเลส เช่น โลภ โกรธ หลง

๔. แต่ผู้วิเศษทางพระพุทธศาสนา หมายถึง ผู้บรรลุธรรมวิเศษที่ละกิเลสได้ด้วย เราเรียกว่า พระอริยะนั่นเอง

花はまた咲く

タイ旅行(11月15日~21日)に際し、携帯の写真の容量が足りなくなっているので、不要と思われる写真を削除している。私の場合、華道と茶道の写真が多い。いずれもかなり削除した。理由は華道講師から、「写真は撮らないほうがいいです。奥行がわかりませんから」と言われているからだ。華道講師の師匠が弟子達に向かって常に諭していた言葉だと聞く。

そう言えば、茶道は「一期一会」の精神を持って一服のお茶を点てる。写真に撮った茶道具はもう過去のもの。そう思うと、写真を削除することに何の躊躇も無くなった。

花はおのれの季節が来たら咲く。そうだ、毎年、咲くのである。今年もまた会えたねという歓びをいかに目や心に焼き付けていくかが肝心。そう思う。さらに敷衍して言うならば、すべての稽古事は記憶するというよりも、習う喜びや苦しみを自分の体に浸透させていくかが大切である。

物故者名簿

11月中旬に入り、街行く人々の服装がすっかり変わった。今年も秋はどこへやら….。喪中はがきをポストに見つけると、ああ、そんな時期になったかと思う。私は月に1~2回、ネットの物故者名簿をチェックしているが、最近は外国人の訃報が多すぎだ。日本人の名前がすっかり埋没してしまっている。10月24日に御逝去されたシリキット元王妃のことはこう書かれていた。

~シリキット、タイの王族[王太后、ラーマ9世王妃]、元摂政(1932)

非常に短い。人によっては数行にわたって長々と紹介されている場合がある。もっと簡潔にならないのであろうか? 人の価値は数々の肩書ではない。

今日のタイ語作文

1.新人講師のマイ先生はチュラロンコン大学歯学部卒の歯科医である。

2.現在は日本の文科省の国費留学生として、博士号取得を目指して研究の日々をおくっている。

3.タイ語を教え始めた時は表情が硬かったが、今はよく笑うようになった。

4.生徒達の日本語に慣れてきたようだ。

5.来年4月に実施される岐阜ハーフマラソンに出場するため、毎夕、墨田川沿いを2キロ走ってトレーニングをしているそうだ。

พ้นนรกญี่ปุ่น

日本では11月6日に大変に由々しきニュースとして報道されたが、タイでは『ไทยรัฐ』紙(11月7日)が、入管に自ら行ったタイの少女(12歳)のことについて次なる記事を載せている。以下に引用することを『ไทยรัฐ』紙にお許し願いたい。

見出し=ช่วยดญ. วัย12 พ้นนรกญี่ปุ่น แม่พาค้ากาม ทิ้งที่ร้านนวด

記事=สุดหดหู่ เด็กหญิงไทยวัย12 ปีถูกแม่แท้ๆพาไปขายร้านนวดบังคับค้ากามที่ญี่ปุ่น ต้องทนทุกข์ทรมานนานกว่า 1เดือน ตัดสินใจไปขอความช่วยเหลือจากเจ้าหน้าที่ตม.ด้วยตัวเอง ทางการญี่ปุ่นประสานหน่วยงานที่เกี่ยวข้องร่วมสอบสวนเด็กก่อนบุกทลายร้านนวดกามนรกกลางกรุงโตเกียว จับกุมผู้ดูแลร้านดำเนินคดีตรวจสอบข้อมูลแม่พาลูกสาวมาญี่ปุ่นไปส่งร้านนวดทันที ก่อนจะทิ้งไปในวันรุ่งชึ้นกลับมาเยี่ยมลูกแค่ครั้งเดี๋ยวแล้วเผ่นหนีออกจากประเทศ

低声(声調)を上手に!

日本人のタイ語学習者はタイ語の5声調のうち、第2番目の声調、すなわち、低声の発音が下手である。1から10までの数字のうち、1,4,6,7,8,10はいずれも低声で発音しなければならない。これは60%に相当する。だが、数字の発音がきわめて下手である。

統計学的には正しくないかもしれないが、上記の数字の比率から推して、タイ語の単語のうち、60%は低声の発音が占めているのではないだろうか? そう思ってもいいくらいだ。以下の低声の単語は日常生活においてよく使われるから、タイ語学習者は気をつけて発音しよう。

เก็บ / เก่ง / เก่า / แก่ / จะ / จด / จัด / จ่าย / เจ็บ / เจ็ด / ดิบ / เด็ก / ตัด / ตอบ / แต่ /ตลาด / เปิด / ปิด / ปวด / ป่วย / เป็ด / แปด / ผัก / ผัด / เผ็ด / ฝาก / ส่ง/ สด / สั่ง/ สับ / สิบ / สี่ / หนึ่ง / หก / ใหญ่ / ใหม่ / หมด / อร่อย / อ่อน / อด / อบ / อาบ / อ่าน /

今日の語彙

1.関係      2.慣習

3.観点      4.歓迎

5.完成      6.鑑定

7.管理      8.間隔

9.看護     10.刊行

11.簡易    12.環境

音楽会のナレーション

11月に入ってすでに2回も演奏会を聴きに行った。11月1日はかつしかシンフォニーヒルズで行われた和楽奏へ。この演奏会は毎年聴きに行っている。何故なら指揮者が泰日文化倶楽部の元生徒さんだからだ。舞台下手で曲目を紹介してくれるナレーターはいつも同じ女性。上品な語りなので、聞いていて落ち着く。

11月4日夜は浜離宮朝日ホールへ。ジョルジュ・サンド・トリオによる「モーツァルトの夢の日本旅行」(ヴィオラ・チェロ・ピアノ)+筝(ゲスト参加)。こちらは大学時代の友人からのお誘いであった。曲目の紹介は録音によるナレーション。だが、残念なことに、聞いていてがっかりした。

休憩時間に友人が私に言った。「ナレーションが悪いわね。噛んでばかり。特に文章の語尾が全く聞こえないのは致命傷」、と。友人は大学時代、社会学を専攻したから語学とは全く関係ない。しかし、日本語が不明瞭なのはどうしても許せない様子。私も同感である。

あしらい

『人生の整理術』(保坂隆著・朝日新書 2011年)の「序章 幸せな老後はスッキリした生活から」に、<小欲知足>の精神が紹介されている。

~昔の暮らしは、なんとシンプルだったのだろうか。<中略> ふだん使わないものは納戸や押し入れに収納し、暮らしの場では必要最低限のものだけを使う。それでいて、床の間の掛け軸、飾り物など、ちょっとしたあしらいを変えるだけで、季節感や年中行事を現代以上に愉しんでいた。精神生活は非常に豊かだったのである。~

文中に出て来る「あしらい」という言葉に私は注目した。「取り合わせ」とか「工夫」という意味合いで解釈すればいいだろう。昔の人なら「あしらいが悪い」とよく言った。この場合は応対や取扱いを指す。「料理のあしらい」なら、煮物、焼き物、そして刺身に彩りを添えることだ。タイ語のネット辞書では「การรักษา」としか書いていない。物足りなさを覚える。状況に応じて訳す頭の訓練が必要だ。