蘖(ひこばえ)

3月の茶杓の銘を調べていたら「蘖」というのが有った。読み方は「ひこばえ」。意味は「切られた木の切り株や根本から新しく生えてくる若芽のことです。親木が伐採されても根が生きているため、そこから再生する生命力の象徴とされる」とのことである。

「ひこばえ」の「ひこ」は、曾孫(ひまご)から来ているそうだ。そして、「ばえ」は「生え」である。ひまごにお目にかかることができれば、まさしく子孫繁栄でおめでたい。「ひこ」は、男子の名前につけられる「彦」にも通じているようだから、これまた男の子への願いが強い。

「蘖」というこの漢字は、何と、野菜の「もやし」の漢字表記に近いことがわかった。漢字の下の部首に書かれている「木」が、もやしは「米」であった。漢字で書くことはまずもって無いから忘れたい。

卒業式シーズン

高田馬場駅周辺には日本語学校がたくさん有る。今週は卒業式が花盛り。よって、正装した民族衣装の外国人の若者をたくさん見た。これから大学へ進学するという歓びの表情、それは日本人であれ、外国人であれ、いつ見てもいいものだ。

先週、タイから来客が有った。彼は日本の大学を卒業し、日本の会社で2年ばかり経験を積んだ後、タイに帰りチョンブリ県で頑張っている。聞くところによると、仕事の合間をぬって大学院でさらなる勉強をしているそうだ。

彼はタイに帰っても日本語の力をきちんと維持している。LINEの文章も上品。何故、そこまでキープできるのであろうかと私は考えてみた。そして得た結論は、彼が日本語をきちんと学んだ点に気がついた。日本語の基礎がしっかりしている! 日本に留学中はおそらくつらい体験もしたはずだが、長い眼で見ると、全ての経験が彼の日本語能力を後押ししていると思う。

今日の翻訳

3月12日に出題した「今日の翻訳」の後半部分である。出題箇所は3月12日の前半部分を参照のこと。

๑. แม่เล่าว่าคุณยายมีลูกหลายคนและฝึกให้ลูกๆทุกคนช่วยงานต่างๆภายในบ้าน และรู้วิธีทำอาหารจากคุณยายโดยพยายามสังเกตและจดจำ

๒. เช่น เวลาตำน้ำพริกแกงมีเคล็ดลับ เครื่องแกงเผ็ดต้องตำพริกให้ละเอียด ใส่ข่า ตะไคร้ แล้วจึงใส่หอม กระเทียม เพราะข่า ตะไคร้ มันแข็งไม่มีน้ำ ส่วนหอม กระเทียม มีน้ำออกมาจะกระเด็นเข้าตา

๓. คนสมัยก่อนฉลาดคิดและมีเหตุผล พยายามคิดหากลวิธีต่างๆ มาใช้

๔. พ่อบอกคำพลอยว่า แม่มีกลวิธีในการถ่ายทอด ลูกต้องเรียนรู้สิ่งต่างๆ ได้ดีอย่างที่เรียกว่า ลูกไม้หล่นไม่ไกลต้น และพ่อก็ภูมิใจมากที่ลูกมีความขยันอดทน รู้จักคิด รู้จักรับผิดชอบ รู้หน้าที่ รู้จักแบ่งเวลาทำการบ้าน ทบทวนวิชาความรู้และมีน้ำใจช่วยเหลือพ่อแม่ทำงานบ้าน ขอให้ลูกทำตัวน่ารักอย่างนี้ตลอดไป

๕. แนวคิดของเรื่อง = ถ้าสมาชิกในครอบครัวต่างรู้จักหน้าที่ มีความรับผิดชอบ ช่วยเหลือซึ่งกันและกัน ครอบครัวย่อมจะมีความสุข

แพง/แพ่ง/แผง/แผน/แผ่น

タイ語を習う生徒にとって、早い段階で習う単語は、「เป็น ~です」とか、「แพง 物価が高い」である。しかし、日本人にとって発音がややこしく、書くのもまぎらわしい単語群(注:カタカナ表記だと、ペンとかペーンになってしまう)が次から次に有る。単独では覚えにくいので、合成語として覚えよう。

1)大地/王朝 แผ่นดิน 2)地震 แผ่นดินไหว 3)レコード แผ่นเสียง  4)紙2枚 กระดาษ 2 แผ่น  5)プラン แผน 6)地図 แผนที่ 7)図面 แผนผัง  8)分電盤(ブレーカー) แผงไฟฟ้า 9)電気回路 แผงวงจรไฟฟ้า 10)民事 คดีแพ่ง

จู่ๆ 突然

最近、使用しているプリントに、「จู่ๆ ไฟก็ดับ (突然、電気が消えた)という文章が出て来た。「จู่ๆ (ジュージュー) 突然」という副詞は、同じ意味で、「อยู่ๆ ユーユー」も有る。おそらく、発音の変化が生じ、「อยู่ๆ」 から 「จู่ๆ」に転じて行ったものと思われる。もちろん、「โดยกระทันหัน 突然に」も文章にはよく使われるが、「จู่ๆ」 のほうがはるかに口語的である。

昨日、私の携帯が急に使えなくなった。まさしく、「จู่ๆ มือถือของฉันก็ใช้ไม่ได้」と言うのがぴったり。あわててDOCOMO店へかけつけたものの、予約をしていなかったため、かなり待たされた。

よくよく考えてみるに、「突然」という単語のあとに来る文章は、80%はほぼ否定的な内容が来るような気がする。すなわち、マイナスの負荷がかかっている。だが、残りの20%に期待をして、プラスの明るい話題に接したいものである。

今日のタイ語作文

1. 山形県出身の美容師が妹さん夫婦について語った。

2. 東京に住んでいた彼らは去年、思い切って郷里に引っ越した。

3. 雪がとけて、地面が見えて来た時の歓びが何とも言えないと言ったそうだ。

4. その感覚は、東京に住んでいる者達には到底、味わえない感覚である。

5. 東京では駅前開発が盛んだが、高層ビルの建設は自然の破壊に加担している。

ベビーカーの子供たち

泰日文化倶楽部が在る高田馬場について書けば毎日でも書ける。最近、思うことの一つは、ベビーカーとエレベーターである。時間帯にもよるが、朝のラッシュ時が過ぎると、ベビーカーがエレベーター前にたくさん並ぶ。一緒に並ぶ私の目は当然、親子に注がれる。

高田馬場という土地柄故、外国人の親子が多い。インド人の子供に大きな瞳で見つめ返されると、年々、目が小さくなっていくのを自覚している私としては、羨ましい限りだ。欧米人の女児はまるでフランス人形みたい。先日、エレベーターに乗り合わせた高齢者の日本人女性と私は「まあ、可愛い!」と思わず口をそろえて言った。

これから先、日本に定住・永住する外国人が増えて行く中で、彼らの子供たちは日本語ペラペラ。もちろん母国語もできる。外国語に弱い日本人だけが、外国語学習に根気を無くし、相も変わらず引っ込み思案だ。そうならないように、つまり、外国人に対して主張したいことは主張できるようになろう。

「辻」という漢字

ネットサーフィンをしているうちに、ピアニストの辻井伸行氏のWikipediaに入って行った。補足として、「辻は、点一つが正しい」と書いてあった。これまで、「辻」という漢字を書く際、1点で書いていた私としては、「2点」が主流であることを知ってかえって驚いた。

そこで、漢字の部首の「しんにょう」についてその変遷を調べてみた。中国から由来した時の漢字はもちろん「2点」。それを簡素化するために、明治時代に「1点」にしたが、やがて何回か変わり、2000年に「表外漢字字体表」という新たな基準が作られ、そして、2004年のJIS規格の改定で、2点のしんにょうに変わった、とのことである。

いずれにせよ、子供の頃、「しんにゅう/しんにょう」という部首で習った漢字はバランスがうまく取れず、好きになれなかった。書道を習っていたならば、もっと真面目に対処できたかもしれない。タイ語は表音文字だから、こんなややこしい変遷を経なくて済む。

今日の語彙

1.アルバイト      2.アンチ

3.インタビュー     4.違法行為

5.迂回する       6.初々しい

7.延滞金        8.遠隔操作

9.億ション      10.大げさな

11.海峡       12.傀儡政権

迷信 superstition

昨日は13日の金曜日(Friday the 13th)であったため、FEN放送を聞いていると、”superstition”という単語が何度もDJの口から発せられた。日本の米軍基地にいても、やはり大いに気にしているのがわかった。

日本は核家族化が定着し、年寄達と同居することはまれだ。よって年寄が子供に向かって迷信を発する場面もとんと無くなった。しいて言えば、現代っ子は漫画で迷信を知るのであろう。

思い返せば迷信は子供に恐怖感を植えつけた。断じて言える。だが、現代は住宅環境が変わり、夜のトイレも怖くはない。昔は廊下が怖かった。どうにかこうにか布団の中に戻って来れた時の安堵感。世界各国にはそれぞれの迷信が残っている。怖がらずに面白がって調べてみるのも一興だ。