ロンドンは20℃

昨日はイギリスの政権が保守党から労働党に14年ぶりに移行したニュースでもちきりであった。首相官邸前から報道するNHKのヨーロッパ特派員がトレンチコートを着ているのを見て、おやと思った。ロンドンは暑くないの? ウィンブルドン選手権の観客達もいつもの夏服ではなくて、かなりしっかりとした装いである。

そこでロンドンの気温を調べてみた。20℃だ。テレビ画面に出たウィンブルドンのセンターコートもやはり20℃。うらやましい。

暑すぎると明らかに思考が停止する。猛暑の東京。明日は都知事選挙だ。私が最初に選挙権を得たのは東京都知事選挙であった。都民になって59年余。肥大化した東京の治世を束ねる人はもはや誰もいないのではないか。

今日の語彙

1.セクハラ 

2.パワハラ 

3.アカハラ  

4.マタハラ 

5.カスハラ 

6.モラハラ 

7.リスハラ 

8.レイハラ

実況中継のアナウンサー

いろいろな分野で実況中継をするアナウンサーがいるが、いずれも流暢である。そして過去のことをしっかりと頭に叩き込んでいるから、新旧の関連性がわかりやすい。おそらく日頃から熱心にデータの読み取りをしているのであろう。

実況を聞いていて、もう一つ感心しているのは、風邪声の人、しゃがれ声の人はいないということである。体調が悪ければ他のアナウンサーに代わってもらえればいいという世界ではない。そんなことをしていると、仕事が来なくなる。

どんな業界の仕事でもそうだが、特に声を使う仕事に携わっている人は健康管理をして、喉の調子を万全にしておかなければならない。夜更かしをしたり、深酒は禁物。体力は発声の源なり。

癲癇

昔、癲癇に罹ったタイ人の付き添いで未明に病院へ行ったことがある。担当した医師は眠そうであった。病人から症状を聞き出しそれを医師に伝えなければならなかったが、病人が説明に窮しているからなかなか要領を得なかった。というか、病院についた時にはすでに症状が治まっていたわけである。

癲癇はタイ語で「โรคลมชัก」と辞書には出ている。だが、「โรคลมบ้าหมู」も有る。念のため、両方を覚えておこう。

蒸し暑い毎日だ。嫌なニュースが耳に入って来ると引きつけを起こしそう……。いかん。平静、中庸に戻ろう。

今日の翻訳

タイの小学校国語教科書(2年生前期 พ.ศ.๒๕๔๑)から出題する。

๑. เช้าวันหนึ่งในหน้าหนาว หมอกลงหนา ตาหวังพาหลานชายชื่อหลงไปนั่งตกปลาที่หนองน้ำหลังหมู่บ้าน

๒. ตาหวังสวมหมวก แกนั่งถือคันเบ็ด และมองไปที่หนองน้ำอย่างไม่มีความหมาย

๓. นานๆ แกก็ยกคันเบ็ดขึ้นมาดูว่าปลากินเหยื่อหรือยัง เจ้าหลงก็จะถามว่า “ตาได้ปลาไหม” เสียงตาหวังก็จะตอบว่า “ยัง”

๔. สายแล้วหมอกค่อยๆ จางหายไป แสงแดดยามสายในหน้าหนาวไม่ร้อนนัก ตั้งแต่เช้าตาหวังตกปลาหมอได้เพียงตัวเดียว แกบอกเจ้าหลงหลานชายว่า “หลงกลับบ้านเถอะลูก เดี๋ยวจะไปโรงเรียนไม่ทัน”

๕. ตาหวังกับเจ้าหลงจึงลุกขึ้นเดินกลับบ้านอย่างรวดเร็ว เจ้าหลงเหลียวไปมองหนองน้ำอีกครั้ง แล้วพูดว่า”ช่างไม่มีปลาเลยนะตา”

2024年後半スタート

今日から2024年後半がスタートする。災害が無くて平和に暮らせますよう、昨日、巣鴨のとげぬき地蔵にお参りに行った。大塚から都電で庚申塚へ。鰻屋の入り口に「只今、鰻の骨を抜いているので少々お時間がかかります」と書いてあった。骨抜き鰻とは、どげぬき地蔵にかけた洒落であろうか。

お詣りのあと、甘味屋に寄って、昔ながらのかき氷を注文。アイスクリームがのったメロン味のシロップ。隣りに二人組の女性がおり、会話が聞こえてきた。「このあいだ色紙に<老>と書いて提出したのよ」、と。書道クラスの方のようだ。

私は思った。何もあえて<老>の漢字を選ばなくてもよいのに。では、書くとすれば、どんな漢字がよいか? ここ数日の課題だ。

稽古の後

昨日、「アジア女性のための生け花教室」を実施した。参加者が少なかったので、稽古の後、華道講師に日頃の悩みを打ち明けた。

「生け花を始めてからもう18年目に入っています。一向に上達する気がしません。花を見ると、花に嫌われているみたいで、生けていても楽しくありません。あと10年習っても、今と同じだと思います」、と。

すると華道講師はすかさず口を開いた。「稽古後、生け直しをしていませんね。自分でもう一度生けて、バランスをつかまなければなりません。同じ花は二度と生けられません。生け直すことで感覚を磨いてください」 確かにその通り。言い訳は駄目。黙って復習するのみ。

今日のタイ語作文

1.いつも服用している薬は何ですか?

2.血圧を下げる薬と糖尿病予防の薬です。

3.それらを服用するのを忘れるとどうなりますか?

4.お薬手帳とは、処方された薬の名前や服用する量、回数、飲み方、注意事項、等を記録するための手帳です。

5.この記録がありますと、医師、歯科医師、及び薬剤師が、どのような薬をどのくらいの期間、使っているかなどを判断できます。

青紫色

この5年間、毎朝欠かすことなく元タイ人講師のお母様とラインを交換している。タイからは仏教関係の内容が多い。タイでは七曜に基づく色特集がたくさん有るようだが、私の場合はいちいち写真を撮って、七つの色を用意しておかなければならない。

今日は金曜日。金曜日の色は青。青が基調のものを探すのは意外と難しい。晴天の写真ばかり送ってもタイ人にはつまらないであろうし…..。もっと大変なのは土曜日の色の紫だ。これまた探すのに難儀している。

幸いにも今月は紫陽花でなんとかしのげた。だが、青は青、紫は紫と明瞭に分かれている被写体は問題ないが、青か紫か区別がつきにくいものがある。よくよく考えたら青紫色という色があるではないか。そうだ。悩むことはないのだ。色であれ、ものごとであれ、見境いがつかないものはあって当然。

親しい指揮者

親しくしている指揮者からラインで演奏会のお知らせが届いた。「邦楽アンサンブル21世紀 コンサートvol.24=8月17日」と、「邦楽合奏団 まどか 第30回記念定期演奏会=10月6日」の2つである。

指揮者のS氏は泰日文化倶楽部の元生徒だ。教室は20年前に退会されたものの、ずっと交流は続いている。彼が指導している教室は葛飾区青砥に在るが、葛飾区の助成無くしてはここまで継続しなかったであろう。

とにもかくにも30年間に及ぶS氏の熱血指導は称賛に値する。地味だが光っている。長い交流の中で音楽家の素顔と謦咳に接することができて私は光栄である。