夏休みのお知らせ

泰日文化倶楽部の夏休みは8月8日(木曜日)~21日(水曜日)です。あと2週間のタイ語学習、持ち前の持続力で乗り切りましょう。

第3期目に入った都知事はカタカナ和製英語が大好きな方だ。彼女が提唱したクールビズは、もうはるか昔のこと。今年は平均気温が2度上がっているとか……..。何故、彼女は黙っているのであろう。毎月、2億円も浪費している都庁の壁のプロジェクションマッピングは即刻、中止して、代わりに「クール・ヘルプ」をお願いしたい。さもなければ、老若男女を問わず、いろいろな意味で都民は苦しいのである。

今日の語彙

1.水虫        2.熱中症

3.サングラス     4.日傘

5.ハンディファン   6.クールネックリング 

7.浴衣        8.下駄

9.水着        10.サンダル

11.ひんやり雑貨   12.ランニング・シャツ

象柄のTシャツ

私はジム・トンプソンのTシャツが大好きだ。特に象柄が。タイへ行けば数枚買い込んで来るが、ここ6年半、タイへ行っていないので、持ち合わせのものがそろそろ限界。いずれのTシャツも着すぎたためにだらりと伸びてしまった。Tシャツはタイ語で「เสื้อยืด (服+伸びる)」。まさしく言い得て妙だ。

そこで昔のTシャツを段ボールの中から掘り起こした。17年前のものが見つかった。模様は胸に象の行進。よし、これだ。象のパワーにあやかって、酷暑を乗り切ろう!

やぶから棒に

先週の土曜日、使用している読み物の中に「ไม่มีปี่มีขลุ่ย(直訳:縦笛も横笛も無い)」という表現が出て来た。タイ人講師はそれを「突然」と訳した。しかしどうしても腑に落ちなかったので、『タイ日辞典』(冨田竹次郎編纂)で調べてみた。「やぶから棒に」と書いてあった。「タイの舞踊劇や剣劇、ボクシングなどは必ず音楽の伴奏が先に始まる」ことから鑑みて、出囃子の音曲が無いまま何かが始まるのは、即ち、「やぶから棒に」という意味にいきつくようだ。

タイ語には、突然にという副詞が多い。使用頻度が高いのは、โดยกระทันหัน/ อยู่ๆ / จูๆ ………。まだまだ有る。うーん、使い切れない。

今日の翻訳

『タイ小学校国語教科書(5年生向け)』(พ.ศ.๒๕๓๗)の各課の終わりに掲載されている語彙説明の中から出題する。

๑. สุภาษิต = ถ้อยคำหรือข้อความที่กล่าวสืบต่อกันมาช้านานแล้ว มีความหมายคติสอนใจ

๒. รามเกียรติ์ = วรรคดีที่มีชื่อเสียงของไทย ได้เค้าเรื่องมาจากรามายณะตามคติของชาวฮินดู ซึ่งถือกันว่าเป็นเรื่องศักดิ์สิทธิ์

๓. ผมทรงมหาดไทย = ทรงผมผู้ชายที่โกนรอบศีรษะแต่ไว้ยาวตรงกลางกระหม่อม แล้วหวีแต่งเรือนผมแต่จะเห็นงาม

๔. พระอุโบสถ = สถานที่ที่พระสงฆ์ประชุมกันทำพิธีทางสงฆ์ต่างๆ เรียกย่อๆ ว่า โบสถ์

๕. วิหาร = วัด ที่อยู่ของพระสงฆ์ ที่ประดิษฐานพระพุทธรูปคู่กับโบสถ์

新一万円札

今月からタイ人の講師料を新券にしようと思い、昨日、炎天下の中、銀行へ行った。両替機から出て来た新一万円札を見て拍子抜けした。偽造防止のための新技術が駆使されているのは評価する。だが、威厳不足。デザインで比較すると、旧紙幣の福沢諭吉像のほうが渋沢栄一よりも大きい。そのせいかもしれない。

いずれにせよ、一万円の価値が落ちている。デジタル時代なので万札券をしげしげと見ることは少なくなった。だが、知らないうちに生活の価値を落としていることが無きよう、経済には強くありたい。

ประธานาธิบดี

ประธานาธิบดี の意味は「大統領」である。そして、この単語は、 ประธาน (主席/社長/会長/議長/委員長)+อธิบดี (首長、統治者)の合成語で出来ている。

だが、よくよく見ると、ประธานอธิบดี という表記ではなくて、ประธานาธิบดี に変化している。ประธาน とอธิบดีがリエゾン化した結果の現象だ。発音は、「プラターノーティボディー」ではなくて、「プラターナーティボディー」

このような表記変化はまだまだ有るかもしれない。時間が有れば探してみてください。

今日のタイ語作文

1.バンコクの高級ホテルのスウィートホームで、7月16日、6人の遺体が発見された。

2.タイ警察当局は、ベトナム人1名が、同じく投資仲間のベトナム人5名を毒殺し、本人もその場で毒をあおって死亡したとみられると発表した。

3.昔、そのホテルは国営企業であった。だが赤字続きで経営は破綻した。

4.建て直す前はコロニアル・スタイルで、南国情緒たっぷりであった。

5.お化けが出るという噂が絶えなかった。

6.約50年前に泊まったことがあるが、やはり不気味であった。

鰻or鶏

精をつけようと思って教室の近くの鰻店に行ったが店先に貼紙がしてあった。「今月から定休日を週2日(火・水)にします」、と。どうやら土用の丑の日で大儲けができる算段がついているのであろう。

昼休みの時間が少なくなって来たのでタイ料理店へ。久しぶりにランチに行ってみたが大盛況。グリーンカレーを注文。コクのある味ではなかった。ペーストを溶かしただけ。そして日本人の口に合わせているからマイルド。トウガラシの辛さで体内の風邪菌を殺菌したかったが叶わなかった。

グリーンカレーの鶏は美味しかった。だが、鶏を食べても精はつきそうにもない。鰻と鶏、どちらがいい? そんな質問は鶏に失礼だからやめる。鰻は鰻。そして、鶏は鶏。それぞれに役割分担がある。食べたい時にすぐに口に入るだけで感謝。

白湯

咽喉の炎症を止めるべく、最初のうちは冷たいものを飲んでいたが、刺激的で痛く逆効果であることがわかった。そして結局は白湯が一番良いことが判明。体温と同じ白湯は傷んだ咽喉に優しかった。

そこで考えた。洋服もベストな色は白。タイの尼僧(แม่ชี)みたいだが、それはそれで精神的主張がかいまみられる。白をまとい、余計な色をつけないのも生き方の一つだ。

国内外の情報はますます刺激的になって来ている。頭の中を整理して、不要な情報は削除。さもなければ脳が疲れて、本来得るべきものが入らなくなる。一日に数時間、白脳化も必要なり。