先週、NHKのニュースで、ニューヨークの書店に日本の漫画本がずらりと並ぶコーナーが放映された。アメリカの若者達が日本の漫画にはまっているが、翻訳が追いつかないので、生成AIを使って翻訳作業を始めた日本の会社が有ることを知った。英語に翻訳後、細かいニュアンスはアメリカ人にチェックしてもらうそうだ。同じ方法を用いて、多国語翻訳にも適用されているとのこと。
これに対して日本翻訳協会の幹部がその会社に対して、翻訳者達の仕事が奪われることになると苦言を呈した。だが、生成AIのほうが仕事が早いし、安く上がるわけだから、この傾向を止めることはもう無理であろう。仕事がもらえない翻訳者は、はてさて、人生後半、何をして生計を立てて行くべきか…….。