黄金週間の休講&休筆

今日から5月6日(火)までゴールデンウイークのため、泰日文化倶楽部は授業を休講とさせていただきます。生徒の皆さん、この期間は独自でタイ語の学習に励んでください。

1月7日からスタートした今年の授業ですが、無事に1/3が終わりました。とてもほっとしています。タイ人講師達の頑張りに感謝です。そして、何よりも生徒さん達のうまずたゆまずの努力と根気がすばらしい! 語学は根気なり。タイ語を勉強しながら面白いことに気づきを覚えましょう。

黄金週間の休講に便乗して私のブログも休筆します。頭の中を整理して鋭気を養うためです。

ドキュメント72時間

NHKの番組「ドキュメント72時間」は結構見ているほうである。とはいえ、大晦日に放映されるトップテン選びの再放送を見ると見逃したものも多い。この番組が好きなのは全国各地を巡り、いろいろな人間模様を掬い上げているところだ。

先月、私のマンションの掲示板を見て驚いた。NHKの「ドキュメント72時間」取材班が、4月中旬にマンション前に在る東京で一番の急坂の取材に来るというお知らせが出ていたからだ。そして取材の日がついにやって来た。私は取材班に呼び止められることを避けるようにして歩いた。幸い、他の人を取材中だったのでうまくスルーできた。

それにしても、坂を上がったり下りたりする人達にインタビューして果たして面白いのかしら? 結婚式のスピーチでよく言われるあの三つの坂、即ち、「人生には上り坂、下り坂、そして、予期せぬまさかの坂」になぞらえるならば、確かに何か有るかもしれない。だが、気取り屋が多いから本音は話さないと思う。  

ナナカマド(七竈)

昨日、「アジア女性のための生け花教室」を開催した。私にあてがわれた花材はナナカマドとあざみ。華道講師がナナカマド(七竈)の命名の由来を教えてくださった。「木が堅いので燃やすには七回も竈にくべなくてはならないから」と。

ネットで調べると、かの牧野富太郎博士の説は「大変燃えにくいため七回竈にくべても燃え残る」であった。異説は「材質が密なので、良質の炭をつくるには七回窯にくべる必要がある」であった。

諸説は諸説。いろいろと解釈していい。面白かったのは、このナナカマド(七竈)から備長炭がつくられることであった。鰻を蒲焼にするには備長炭。ナナカマド→備長炭→蒲焼。この一連の繋がりを知ると、自然と人間の長きに亙る深い関係をますます探りたくなった。

今日の語彙

1.実名      2.姓名

3.署名      4.偽名

5.仮名      6.匿名

7.異名      8.著名な

9.名代     10.名簿

11.名詞    12.代名詞

レモングラス

3月下旬、ガーデニングを得意とする生徒さんからレモングラス(ตะไคร้)の株を頂いた。彼女の庭には次から次へとレモングラスがいくらでも生えるそうだ。「どうぞ、どうぞ」と言われたので、1株だけ頂戴した。

果たして我が家のベランダで育つか否か半信半疑であった。ところが最近、葉っぱが出始めた。おお、見込みが有る! やはりこのところの暑さが影響しているのは確か。こうなるとレモングラスの香りを早くかぎたくなった。

レモングラスの香りをかぐとストレス解消になるそうだ。葉っぱは茶葉としても使える。真夏には氷を入れて冷やして飲むのもいい。何よりもレモングラスの香りはタイを思い出させてくれる。バンコクの暑さの中でレモングラスの香り……。そのひと時が何とも言えずいい。

土光氏の御母堂

昨日のY!ニュースで、「夫婦2人の1ヵ月の生活費は3万円…昭和の名経営者・土光敏夫が貯めたお金をジャンジャン使った意外な投資先」という長い見出しにつられて記事を読むと、なるほど、驚きを覚えた。土光氏と言えばめざし。質素な生活をしておられたことでも有名。

私がまず驚いたのは、土光氏の御母堂のこと。戦争真っ最中の昭和17年、彼女は71歳で学校を創立。その信念を学校のHP「創立の精神」から引用すると、「一 心すなおに真実を求めよう/ 一 生命の貴さを自覚し、明日の社会を築くよろこびを人々とともにしよう/ 一 正しく強く生きよう」と書かれてあった。

当時の71歳と言えば、もう静かに老後生活を送っている人々が大半。その御年で学校を創った勇気に大いなる共鳴を覚えた。そして彼女の跡を継いだのが息子である土光氏。彼が「ジャンジャン使った意外な投資先」というのは御母堂が築いた教育の現場であった。

今日の翻訳

タイの道徳の教科書(จริยศึกษา สำหรับชั้นปีที่๓ พ.ศ.๒๕๒๑ p.40)から出題する。

๑. ให้นักเรียนเขียนวงกลมล้อมรอบ ก ข ค หรือ ง หน้าคำตอบที่ถูกต้อง

๒. ความเมตตากรุณา มีความหมายตรงกับข้อใด? // ก. คิดอยากให้ผู้อื่นเป็นสุข / ข. คิดอยากให้ผู้อื่นพ้นทุกข์ / ค. คิดอยากให้ผู้อื่นเป็นสุขพ้นทุกข์ / ง. คิดอยากให้ตัวเองเป็นสุขพ้นทุกข์

๓. ถ้านักเรียนมีเพื่อนยากจน กลางวันก็ไม่ได้รับประทานอาหาร นักเรียนจะทำอย่างไร? // ก. แบ่งปันอาหารให้บ้าง / ข. มอบของที่มีอยู่ให้ทั้งหมด / ค. บอกให้ครูและเพื่อนได้รู้ / ง. บอกให้ไปเล่นกับเพื่อนที่ยากจน

๔. ถ้าในห้องของนักเรียนมีนักเรียนคนหนึ่งขาลีบวิ่งก็ไม่ได้ นักเรียนจะทำอย่างไร? // ก. ไม่ยอมคบเป็นเพื่อน / ข. ไม่พูดหรือเล่นด้วย / ค. ไม่ให้เข้ากลุ่มทำงานด้วย / ง. ไม่พูดเยอะเย้ย ทับถม

๕. ถ้าเรารังแกหรือทำร้ายผู้อื่น ผู้อื่นจะมีความรู้สึกอย่างไร? // ก. รู้สึกผิดชอบชั่วดี / ข. มีความอดทนอดกลั้น / ค. ไม่พอใจและอาจทำร้ายเรา / ง. พอใจในสิ่งที่เรากระทำไป

๖. คนที่มีความเมตตากรุณา จะได้รับผลอย่างไร? // ก. เรามีสุขเขามีทุกข์ / ข. ตนเองและผู้อื่นเป็นสุข / ค. ทำให้การเรียนดีขึ้นมาก / ง. ทำให้พ่อแม่มีคนมาอาศัยมากขึ้น

フランシスコ教皇

昨日、仕事が終わって三鷹駅近くのパン屋の片隅で美味しいサンドイッチとカレーパンをほおばっていると、スマホに訃報が流れた。フランシスコ教皇が亡くなられた。病気療養中であるとはいえ、復活祭のミサにもお出になられスピーチもされていたというのに…..。

フランシスコ教皇が来日されたのは2019年11月。東京カテドラル聖マリア大聖堂のミサにいらっしゃるということを知った私は、大聖堂の入り口近くの目白通りで教皇をお待ちした。沿道はたくさんの人であった。幸いにもお顔を見ることができたが、どこにでもいる気さくなおじさんという印象であった。

小一時間後、ゆっくりと目白通りを歩いていると、何やら警備がものものしくなった。教皇のお帰りが近いと思った私は歩を止めて歩道に立った。主婦らしき女性が一人、スマホをいじりながら教皇を待っている。田中真紀子さんだった。我々二人は教皇を拝むことができた。

詩「春の風」

つい最近、私は大学時代の友人を通して「認定NPO法人こつこつ」の会員になった。すると、理事長から御礼の手紙と共に、当事者メンバーのお礼メッセージが届いた。そのうちの一人である下田珠子さんの詩「春の風」が素晴らしかったので紹介させて頂きたい。下田さんは指談で詩を書き、原文はひらがなだそうであるが、印刷物は漢字混じりに変換されている。

春の風 / 色んな物を吹き飛ばす/ 花粉も一緒に吹き飛ばしてくれたらいいのに 

春の風 / 寒さと一緒に連れてきた/ 春の香りと暖かい風 / 震えるような風じゃないけど / どこか暖かい

春の風 / 寒さも辛さも吹き飛ばす/ 花粉もついでに吹き飛ばせ

春一番が春を運んで/ これからどんどん暖かく/ 命が沢山芽生えるね

みんなで一緒にお花見しよう

今日のタイ語作文

1.「天災は忘れた頃にやってくる」という警句は、物理学者の寺田寅彦氏が言ったそうだ。

2.地震は世界のどこかでいつも発生している。したがって、人々は恐怖半分、慣れ半分、

3.長野県大町市出身の生徒さんに対して、4月18日に起きた地震のお見舞いを言った。

4.旅行先で地震に遭遇したらパニックが起きそうだ。

5.情報を集め、取るべき態度を日頃から想定しておかねばならない。