泰日文化倶楽部のすぐ近くにあった高級レストランが62年間の経営の後、閉店したのは今年5月。立派な建物なので、次にどのような業種が入るのであろうかと思っていたら、コンビニになった。
しかし、道路を隔てた反対側には、これまた50年以上も続いている大型スーパーが有る。スーパーの前にコンビニとは、なんと強気なことか。新しいコンビニの50メートル手前にはすでに別のコンビニが有るというのに。
買物をする場合、スーパーでもコンビニでも全く会話をする必要が無いので、それはそれでらくなのだが、こういう状態が進んで行くと、会話の少ない日本人がどんどん生まれてきそうである。
バンコクへ行っても同じことが言える。コンビニで買物をするだけなら、そして、BTSに乗るだけなら、タイ語は要らない。せっかく旅行しても、タイ語をしゃべるのは、ゴルフ場のキャディーとマッサージ店の女性だけならば、会話の内容はおのずから決まってしまう。タイへ行くなら、タイ語をしゃべる場所を開発しなければいけない時代になってきた。