もみじのような手

昨日の朝、高田馬場駅の構内で、ノーン先生のご家族と偶然にお会いすることがあった。御主人とは電話で話したことがあるものの、お会いするのは初めて。
 ベビーカーの中の坊やは1才7ヶ月。1年前に教室に連れて来られた時は机の上にお座りさせて、生徒のみんなであやしたものだ。今はりりしい感じのお顔になっていた。
 タイで生まれ、半年後に日本にやって来た彼は、最近1ヶ月半、タイへ行っていたので、タイ語にも反応する。
 ノーン先生が「サワッディー・クラップ。ワーイ(合掌)しなさい!」と号令をかけると、坊やは本当に手を合わせた。もみじのような手。可愛い! 思わずその手に触った。
 タイの子どもが赤ちゃんの時から合掌することを教えられていることは、実際に見て知っている。この坊やも、日本には住んではいるけれど、挨拶はタイ人ばりばりだ。