昨日、生け花クラスが再開された。前回は1月18日に実施されているから、5ヶ月ぶりということになる。参加者は私を含めて5名。いつものメンバーである。ただ残念なことは、ご主人の転勤で神戸へ行ってしまわれた仲間とは会えなくなってしまった。
華道講師は横須賀からお見えになられる。ずっと電車には乗っておられなかったとのこと。もうすぐ103歳のお母様がおられ、遠出はなかなか難しいのに、月に1回くらいなら東京に出てもかまわないということで指導に来ていただいている。
枝を切る鋏の音が心地よかった。みんながそれぞれの花を生けると、教室には華やかさが生まれた。素人集団なのに、いずれも皆、芸術家になったような気分が……。先生がほんの少しだけ枝や花の角度を変えるだけで、作品が見違えるように変わる。
オンライン授業もいいけれど、先生と生徒がすぐそばにいて、成果をともに喜びあう場面は何と言っても教室だ。