豪邸というタイ語

昨日の「タイ語中級 水曜日18:00」の授業で、指輪先生が白板に「คฤหาสน์」という単語を書き、生徒達に向かって「皆さん、読めますか?」と尋ねた。中級クラスだから読むことはできたが、その意味はわからない。
 そこで、指輪先生がバンコクの豪邸に住む一人の女性(80歳代)をスマホの画面に出してきて、豪華な調度品と若いツバメ達に囲まれた彼女の生活ぶりを延々と話してくださった。便器までが純金でできていた。「まるで秀吉だあ」と生徒。
 上述の単語(คฤหาสน์)が「豪邸」という意味であることがよくわかった。
 「豪邸であることの条件は何でしょう?」と指輪先生が訊いてきたので、「美術館もあること」と私が答えると、「そうです。骨董品の蒐集がすごいんです」と指輪先生。
 คฤหาสน์の2番目に出てくる「ฤ」という文字は「仙人 ษ ฤษี」というタイ文字の名称の中に登場してくる。仙人は洞穴に住むとされているのに、何とまあ、「豪邸」とは!
 余談=その女性をよく見ると、仙人に見えてきたから、あら不思議。