目下、確定申告の準備で忙しい。日頃は愛称で呼んでいるタイ人講師達も、税務書類には正式な名前で記入する必要がある。アン、アイス、ミミ、ペー、パックなどの愛称で書くと、まるで、アメリカ人講師を雇っているみたいだ。
日本人と結婚して、長く講師をしているタイ女性達の場合は、すでにカタカナ表記まできちんと頭に入っているが、問題は、昨年から泰日文化倶楽部で教え始めたタイ人講師だ。
面接時、名前をタイ語で書いてもらう。だが、彼女達が併記しているカタカナ書きには違和感を覚えることがしばしば。タイ人名のカタカナ表記は日本人が書いてもタイ人が書いても、皆、異なる。
昨晩、正式名を書いてもらうのを忘れていたタイ人講師の一人にメールした。すると、名前と姓をカタカナで書いてきたのはいいのだが、すべて続けて書いてきてしまった。珍しい名前なので、どこまでが名前で、どこからが姓なのか判断しにくい。さらには、もしかして、日本式、すなわち、在留カードに書いてあるように、姓+名前なのかもしれないが、いずれにせよ、どこで区切れるのか判断しかねる。