縄文のまほろば

 先月、青森の三内丸山遺跡へ行った時、「縄文のまほろば」という名前がついたお茶を試飲した。売り子であるおばさんが、「このお茶を飲めば、百歳まで長生きしますよ」と言ったからだ。アワ、ヒエ、ソバがミックスされたそのお茶から郷愁をさそう香りがしたので、買ってみることにした。
 そして、朝夕めっきり冷え込んで来た昨今、そのお茶がますます美味しく感じられるようになった。毎日飲んでいれば、数分ずつ寿命がのびるかもしれない気がしてきた。
 ところで、「まほろば」という単語についてネットで調べてみた。
「素晴らしい場所」、「住みやすい場所」を意味し、美しい日本の国土とそこに住む人々の心をたたえた古語です。「物事が完全であること」などの意味がある「まほ(真秀)」に場所を意味する接尾語「ら」がついて「まほら」となったものが転じて、「まほろば」や「まほらま」といった言葉になったとされています。
 とても落ち着く響きをもつ言葉だ。現代の日本、そして、これからの日本は、はたして<まほろば>で有り得るか?