昨日、茶道教室が有った。干菓子が出た。「深大寺へ行った時、有平糖(ありへいとう)を売っていたので買って来ました。ポルトガル伝来のお菓子です」と茶道講師。調べてみると、ポルトガル語の<砂糖菓子=alfeloa>の音を漢字に当てはめたようだ。阿留平糖とも書くらしい。
そういえば金平糖もポルトガル伝来の菓子である。こちらは、<confeito=糖菓>を漢字化しているとのこと。「金」も「平」も、いずれも日本人が好む漢字だから、手にとっただけで嬉しくもあり、昔を懐かしむ気分にもなれる。
沖縄は梅雨明けしたそうだが、本土はこれからが入梅。気分が滅入りがちな気候においては楽しい演出が必要だ。衣・食・住。いずれにおいてもだらだら過ごすのはだめ。