異業種交流

5月31日(土)、「ドイツ直輸入のホワイトアスパラガスを食べる会」に参加した。23名が集まった。幹事は上智大学スペイン語科卒。メーカー勤務が長く、ニューヨークやドイツに駐在。現在81歳だが、今でもドイツ政府関連の仕事をしておられる。彼の顔の広さにはびっくり。何故なら、メーカー、商社マンはもちろんのこと、都庁や大学の人々、そして日本史に登場する外様大名の末裔もいたからである。まさしく異業種交流であった。

幹事の計らいで、東外大院卒の私の隣りには同じく外大のフランス語科の男性(57歳)が座った。彼は幼少期、セントルイスに住んでいたが、当時はアジア人蔑視でとても住みにくいところだったので、父親を残して、母親と日本に帰って来たと語った。ドイツでの駐在が長い。他に外大ドイツ語科卒の女性とも話をした。

異色だったのは、アメリカ在住50年、そしてアメリカ国籍を有するれっきとした日本男性(77歳)だ。コロナの時に日本に帰ることを決め、オンラインで住処を探し、たくさんの候補地から長野県を選び家を建てて奥様と愛犬とで静かにおすごしとのこと。バイオリン製作に関与する方であった。これから永住権を目指すそうだ。