昨晩、「タイ語中級 月曜日18:00」の生徒さんが、タイ人講師のピカピカ先生に質問をした。
「ピョンチャン・オリンピックの競技で、何に一番、関心を持ちましたか?」
すると、彼女は「สเกตลีลา サケット・リーラー」と答えた。生徒達には、サケットがソケットに、そして、リーラーがギーラーに聞こえた。さっぱりわからない。答えは「フィギュアスケート」であった。
タイ人の発音は、スキーがサキーに、ステーキがサテックに聞こえる。したがって、サケットはスケートになると想像しなくてはならない。
意外であったのは、フィギュアのことを英語ではなくて、「リーラー ลีลา」というタイ語で表したことである。「リーラー」は、タイ人が好む単語で、「美しい姿態」を意味する。タイ舞踊はリーラーでなければならない。格闘技であるタイ式ボクシングも、その技に「リーラーの美」が発揮されてこそ、芸術に昇華していくとタイ人は思っている。とても優美な単語であるから、是非とも覚えてほしい。