昨日の朝、東京に雪が舞った。彼岸に入っているというのに……。午後、大学時代の友人と母校訪問。キャンパスは閑散としていた。前日に卒業式が有ったそうだ。我が後輩達の行く末を想像してみた。故郷に帰る者もいれば、東京に就職する者もいるであろう。
大学の食堂の窓際に座り、グラウンドを見ながら、1965年4月から始まった寮生活のあれやこれやを友人と語り合った。彼女は大分から、そして私は香川からの上京。お互いに元気で60年前の青春を語り合える幸せをかみしめた。
大学の購買部で『教養を深める』(森本あんり PHP新書 2024年)を購入。副題は「人間の<芯>のつくり方」。帯には「ファスト教養に陥らない[本物の学び]とは」と書かれてあった。目次を見ると、「遠い言語を学ぶ」というのが有った。東京女子大学学長である著者の森本氏は神学者。彼の言う遠い言語とはヘブライ語、アラビア語、サンスクリット語、等であった。