先週の土曜日、午前中の授業でPさんから質問が有った。「歯型って、タイ語で何と言いますか? カミさんを歯医者へ連れて行くたびに、通訳で四苦八苦しています」 このクラスを教えているタイ人講師はタイでは歯科医である。目下、文科省の国費留学生として博士号取得を目指している。さっそく教えてもらった。「พิมพ์ฟัน」というそうだ。
Pさんはさらに質問を投げかけてきた。「歯の噛み合わせ具合を確かめるために、上下の歯の間に紙をはさみますよね。歯医者はカチカチしてくださいと言うのですが、擬音が難しい。何と言えばいいですか?」
タイ人講師はこう答えた。「เคี้ยว (噛む)とか、 ถูซ้ายถูขวา(左右にこする)と言えばいいでしょう」擬音語や擬態語を使いこなすのは難しい。なるほど、動詞で動きを説明したほうが分かりやすい。