ポカをする

最近、ポカをすることが多くなった。出かける前に充電をしたにもかかわらず携帯を忘れてしまったり、大きな携帯トラップをつけているのにカバンの中に入れてある携帯がどうしても見つからなかったり…..。徴収した受講料を入れたポーチを教室に忘れた時は、自分のポカぶりに呆れを越してつい笑ってしまった。

「ポカが多い」の語源を調べると、「囲碁や将棋で不注意から思いもよらない悪手を打ってしまうことを意味する」と書いてある。

一方、「ドジを踏む」という類似表現の語源も調べた。「①鈍遅(鈍くて遅れをとるの転) ②どじくじ(はっきりしないさまの下略) ③昔、相撲で土俵の外に足を踏み出して負けることを<土地を踏む>と言い、そのなまりという説もある。

いずれにせよ、勝負ごとから由来する言葉や表現が多々見られる。だが、これらもいずれは消失して行くであろう。何故ならば若い世代には伝わっていかないからだ。