同郷の御縁

昨日、白内障の経過観察が終わり、医師からお墨付きをもらった。最後だったので、かねてから疑問に思っていたことを医師に婉曲に尋ねてみた。「あのー、まことに失礼な質問ですが、先生は西日本のお生まれですか?」 彼は答えた。「香川県です」

やはり私の耳は正しかった。最初にお会いした時、医師から手術の流れの説明を聞きながら、彼の話し方にものすごく親近感を覚えたので、思い切って聞いて、彼が同郷であることがわかり嬉しかった。しかも隣りの市であった。もしかすれば高校も同じかもしれない。

東京にいると、日本各地からやって来ている人に会う。皆さん、標準語に近い話し方をなさるが、よくよく聞くと、生まれ育った場所の発音が出ている。何県出身なのか当てるのも面白い。