タイ語で「ลูกเสือ 虎の子」と言えば、もちろんトラの子そのものだが、2番目の意味はボーイスカウトである。『タイ語辞典』(冨田竹二郎編纂)によれば、ラーマ6世が1911年に一般人に軍事知識をつけさせるため、「กองเสือป่า 野虎隊」を結成した3ヶ月後に子供用の「小虎隊」がつくられたのが由来だそうである。
翻って、日本の「虎の子」とは何を意味するか。それは「秘蔵する金品」。しかし、こんなに諸税金や社会保険料が次から次へと課されては秘蔵する余裕は無い。へそくりすらも無理である。到底、虎にはなれない。蟻ん子で一生終わりそう…..。