小学生低学年用副読本の中の或る1ページに面白い現象を観た。それは、「ประโยชน์ 有益・効果」という名詞の前に使われている4つの動詞がとても実用的であったからである。
即ち、基本中の基本である動詞< มี(有する)・ได้(得る)・ รู้(知る)・ ให้(与える)>を次から次に組み合わせ、小学生に対して言葉の意味をしっかりと頭に叩き込ませている工夫は素晴らしい。
1)มีประโยชน์ 有益である/効果が有る
2)ได้ประโยชน์ 有益である/効果を得る
3)รู้ประโยชน์ 益を知る/効果を解する
4)ให้ประโยชน์ 益を与える/役立たせる
これ以外にも、「เป็นประโยชน์ 有益である」という表現もよく使われる。<เป็น =be 動詞>もやはり基本中の基本動詞である。