昨日、個人レッスンにいらした生徒さんから次なる話を聞いた。
「職場にタイからタイ人が来ました。そして、彼から”アニッチャン”というタイ語を教わりました。彼の説明だと、世の中は思うようには行かないから、それを受け止めるようにという話でした。私としては、アニッチャンという響きに親しみを持ちました」
それを聞いてパーリ語源の仏教用語であることはすぐに分かった。辞書では「อนิจจัง無常」と出ていた。อ(無)+ นิจ(常)=無常である。จัง(とても)だから、併せると、「ああ、無常!」となる。
それにしても、タイからの客人が初めて会った日本人に難しいタイ語を教えるとは、あら不思議。