「しのぎ」という単語、調べてみると、いろいろな意味が有ることがわかった。
1.鎬(しのぎ)=刀・やじりなどの、刃の背に沿って小高くなっている部分。 例)鎬を削る=激しく戦う。ただし、我々現代人は、「凌ぎを削る」と誤記する傾向が有るそうだ。一所懸命が、一生懸命と書かれるのと同じ流れと言えよう。
2.凌ぎ=苦しい局面やつらいことを、なんとかもちこたえて切り抜けること。例)急場しのぎ、退屈しのぎ。
3.シノギ=反社の収入や収入を得るための手段のこと。
4.おしのぎ=定まっている食事の時間以外に出される軽食のことで、空腹を凌ぐという意味を持つ。
5.陶器の模様の一つ。
6.脚注
ああ、日本語も難しい。漢字も書いて書きまくらないと、感覚がするりと抜けて行く。