昨日、茶道教室に参加した。お菓子は桜の花弁を模したものであった。秋に桜? 不思議に思っていると、茶道講師の説明が有った。「10月13日に日蓮上人が御入滅された時、桜が咲いたそうです。そして、少しずつ咲きながら、4月に満開になるので、この種の桜を御会式桜と言います」
10月13日と言えば、ラーマ9世(プミポン国王)が崩御された日でもある。2016年10月13日であったから、もう6年が経つ。国民思いであられたラーマ9世を忍んで、泰日文化倶楽部ではいまだに教室にポスターを貼ってある。
エリザベス女王がお亡くなりになられた時にもロンドンの空に2重の虹が突如現れ、英国民を驚かせた。奇跡は有る。そして奇跡は永遠に語り継がれて行き、いつしか説話(おとぎ話)となり、メルヘンとなる。