スペインからのお土産

ジューン先生が国際歯科学会参加のため、6月下旬から7月上旬にかけてバルセロナへ行かれた。そして生徒達にスペインのお菓子をお土産に買って来てくださった。ポロポロ感のあるクッキー風の菓子は、どことなく沖縄のちんすこうに似ていた。かすかに香る匂いはやはり遠い異国を思わせた。

餞別として手元にあったユーロを私は彼女に差し上げていたので、気を使われたのであろうか、私にはデミタス、及び、小皿がさらにプレゼントされた。デミタスの外側にはMadridの観光地が描かれている。中は真っ赤。いやはや情熱的である。

そして小皿の模様はセルビア焼の全方位型。360度の世界に向かって植物の花弁が広がっていく。基調の色は黄色。そして刺し色としての青が効いている。スペインは遠い。おそらく行くことはないであろう。せめてデミタスに熱いコーヒーを入れて、イベリア半島への想像を広げることにしよう。