和裁講師

友人から、「和裁を教えることができる方をご存知であればご紹介ください」と言われた。そこで、20年間、和裁教室に通い、何枚も着物を縫った経験をお持ちの方が「タイ語中級 水曜日17:30」のクラスにおられるので、昨夕、この話をもちかけると、和裁教室の経緯を聞かせてくださった。着物を縫う基礎段階の運針のところで離脱して行く人を何人も見たそうだ。

元生徒さんにもあたってみた。すると和裁のプロをすぐに見つけてくださった。しかし、金額面で折り合いがつかない感じが見てとれたので、やんわりとお断りした。

友人は浴衣が縫えるようになりたいと思っているが、その浴衣にこそ、和裁の基本がすべて盛り込まれているとは、プロの弁。まずは運針からといっても、その運針にも数段階が有り、それを終えると、やっと浴衣の袖を縫うとのこと。生徒達は運針の段階で離脱。和裁なんて、浴衣なんて、と簡単に思っていたが、いやはや驚き桃の木山椒の木である。