ゴールデンウィークが終わった。悶々とした気分で勤めに出ている人も多いことであろう。「今日は何の日」をチェックすると、いろいろと書かれている中の一つに、「声の日」というのが有った。長期休暇中、果たしてどのくらい声を出したか? 案外、少ないのではなかろうか。
SNSの時代になって、発声や発話の機会がかなり減ったと思われる。「家族で喋っているから大丈夫」と言う人もいるであろうが、家族との会話は発声の仕方を意識していないから、発音が曖昧である。友人とのライン電話も然り。
コーラスをやっている人達を数人知っているが、いずれも皆、楽しいと言う。それは指導者の指揮のもと、お腹からしっかりと発声しているからである。語学の指導に於いてもそうでありたい。年を重ねると発声力が衰える。したがって発話も控えがち。それを打破するためにも、「語学の勉強はまず発声から」を意識しよう。