来日中の元タイ人講師から茶碗セットの写真を見せられた。淡い桜色をした上品な陶器である。タイ語の説明書きはこうであった。「หัตถกรรมพื้นบ้าน เครื่องปั้นดินเผาฮากิ พื้นที่การผลิตฮากิ จังหวัดยามากูจิ อุปกรณ์ชงชา กาชงชา ถ้วยชา กาน้ำชาฮากิและถ้วยชาจำนวน ๕ใบ กาน้ำชามีเส้นผ่านศูนย์กลาง ๘ซม. สูง๗ซม. ถ้วยชามีเส้นผ่านศูนย์กลาง ๗ซม. สูง ๕ซม. ราคา ๕๕๙บาท รวมส่งแล้ว」
萩焼とわかり、淡い色合いに納得。外国人向けに京都で売っている清水焼のような派手さは微塵も無い。「先生、買ったほうがいいかしら?」と訊かれたので、「気に入ったのであれば買えばいいでしょう。でもタイへ持って帰るのは重いわよ」と付け加えた。
すると、彼女はすかさず言った。「バンコクで売っているんです。萩焼の販売店が有ります」。それを聞いて、日本のお茶ブームが本格化していることを知った。