廃品自転車

最近、日本で集めた廃品がコンテナに積まれてタイへ送られ、現地で待つタイ人業者が手際よく売りさばいているそうだが、タイ人がそれらを歓迎しているのであれば、タイへ渡った品物も本望であろう。何故なら、解体されたり、焼却されずにすんだから…..。

昨日、木曜日クラスの生徒さんから傑作な話を聞いた。彼女がアユタヤへ行った時、自転車を借りた。その自転車には最初の持ち主の住所と名前がそのまま貼り付けられていたが、何と、彼女のご近所さんのものであったとのこと。不思議な気持ちになったそうだ。

日本のバス、列車、その他の品々も、アジアへ送られると、漢字で書かれた社名等がそのままの状態で使われている。現地の人達にとってはそれもデザインであり、何よりも日本製という大きな宣伝になっているわけだ。