แวววาว ピカピカ

昨日土曜日の午前中の授業で京都のインバウンド弊害が話題になった。そこでかつてタイ人達を金閣寺に案内した時の話を私はした。「金閣寺、きれいじゃないね。ピカピカしていないから」と彼ら。それを聞いて、彼らがタイの黄金の仏塔と比較しているのがわかった。

ピカピカというタイ語は「แวววาว」。タイ人講師はこの単語を白板に書いたあと、面白い感想をもらした。「わあ、ว (แหวน)ばかり!」

タイ語を勉強していれば、แวว+วาวという2音節から成り立っているのがわかるから判読可能だが、タイ語を知らない人にはチンプンカンプン。「ว」という文字は、子音としての発音は「w(=ワ行)」。しかし、複合母音として使われると、「ua(ウア)」になったり、「~w(ウ)」になる。

6年前に「ピカピカ先生」というタイ人講師がおられた。彼女のニックネームが「แพรว(=光輝く)」。この単語は黄金のピカピカではなくて、人間としての輝きを意味するそうである。