1月25日の土曜日、「アジア女性のための生け花クラス」を実施した。スイートピー、ゼンマイ、ベニシダを組み合わせて春を演出。初心者は黄色いチューリップが花材。これまた春を告げる花だ。
参加者の一人は小原流のトップクラスの男性。中学生の時から30年余、稽古に精進している。彼が華道講師に話している話が面白かった。「施設に入っている102歳の祖母の顔を見に行ったら、食欲も有り、とても元気でした。お小遣いちょうだい、と言われたので1万円あげると、これでお菓子を買って、皆さんに配るわ、とニコニコ顔をしました」
102歳の元気なお祖母様。孫にお小遣いをせびるところが可愛い! はっきりとした口調で言われたら、孫とてまんざらでもない。結論=状況は何であれ、はっきりとした声で自己主張をすることは生命を伸ばす。