茶道の稽古

茶道教室に入会して9年になる。途中、退会したくなった時もあったが、それを通り越すと、あら不思議、淡々と続いている。私のあとに3名、新しい方達が入って来られたが、彼らはすぐにやめた。従って、私はずっと最後の弟子である。

月に2回の稽古は日本の伝統である二十四節気に基づいて、毎回、季節を意識し、道具を愛で、主菓子を楽しむ。美しい所作はいつまで経っても身につかないが、茶道講師の指摘を素直に聞くことにしている。

ひるがえってタイ語の勉強の場合はいかに? 素直に聞くだけでは不十分だ。その日習った単語はもちろんのこと、さらに関連する単語をノートに書き出し、3倍速で語彙数を増やしていってほしい。言うは易く行うは難し。しかし、自助努力を続ければ、次第にタイ語脳が形成されていくこと間違いなし。