昨日、「タイ語中級 土曜日10:30」のクラスに出席されたK氏から興味深い話を聞いた。「オンライン授業だと、有気音と無気音の違いがはっきりと聞き取れません。タイ語の勉強の場合は対面授業に限りますね」と彼は言った。
K氏は音響機器関係の仕事をしておられるので、一般の方達よりも音に対する分析力が鋭い。彼は音の伝達に関して専門的な解説をしてくださったが、それはさておくとして、要するに音は直接、聞いたほうがよいと言うことである。
コロナ禍以降、オンライン授業が盛んになり、タイ人の多くが語学講師をしているが、果たして成果のほどはいかに? タイ語の場合は有気音と無気音の相違を体得しないと話にならない。しかもそれが早ければ早いほど良い。教師から直接、発音指導を受けることが効果的であることを肝に銘じてほしい。