メーファールアンの敷物

10月から新しく担当されることになったジューン先生は泰日文化倶楽部で教えることに少しずつ慣れてきたようである。週2回、教室に来ることに意欲を示し始めた。そこで、第4土曜日に開催される「アジア女性のための生け花教室」にもお誘いすると、すかさず参加の意を表明された。

彼女と面接した時、チェンライ県のメーファールアン大学で教鞭をとっておられたと聞いたので、ラーマ9世の母君のプロジェクト下に有った DOITUNG(ดอยตุง)のメーファールアン保養地にかつて予約を入れたことが有ったが満室で断られたことを彼女に話した。

私は20年前、ルンピニ公園内にあったナイトバザールで、DOITUNG印の敷物を2枚購入し、それをいまだに自室で使っている。改めてそのタグを見直してみた。「DOI TUNG  Made in Thailand Mae Fah Laung Foundation」と書いてあった。(注:Laung はルアンのこと)。はるかメーファールアンからやって来られたジューン先生。そして私が愛用する敷物もメーファールアン産。不思議な縁を覚えた。