先日、重くて分厚いレターパックが届いた。中には、上梓されたばかりの『亜細亜二千年紀』の第一部(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)3巻本が入っていた。作者はアジア文化社代表の五十嵐勉氏。彼は泰日文化倶楽部の初期の生徒である。早速、御祝とメールを彼に送った。返事を抜粋すると…….
~ 先生には、渡タイの前、「皆勤よ」と褒めていただいたこと、忘れがたい思い出として、今も胸に残っております。あれからの積み重ねで、この小説が書けました。心からお礼申し上げます。~
五十嵐氏は第二部、第三部へと筆を進める意欲に満ちておられる。野間宏、加賀乙彦の系譜を継ぐ長編小説をだ。彼の筆力、信念なら、必ずや完結するに相違ない。